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イラスト

最近イラストを描きました。
というのも、今描いている漫画が宇宙に関する知識を必要とするので、とりあえず家にある宇宙に関する本を読み返していたのですが、少し古い本だったので、ネットでもいろいろ検索をしていたのです。


読んでいた宇宙関連の本

すると、おすすめに宇宙関連の動画などが表示されるようになりました。その中のひとつにVTuberの「宇推くりあ」さんのチャンネルがあって、その配信を観てみると、動画中継をおこなっている世界中のロケット打ち上げ配信を同時視聴するという面白い内容でした。しかもこのVTuberさんの知識がハンパじゃない。観ているだけでロケット開発の勉強になるのです。

例えば、今、宇宙開発で最も成果を上げているのは、ツイッター買収で有名なイーロン・マスク氏の会社のスペースX社と言っていいと思いますが、その会社が打ち上げている「ファルコン9(ナイン)」というロケットがとにかくすごい。

ネットのニュースなどで、打ち上げたロケットが切り離された後、帰ってきて、逆噴射をしながら地上に垂直に降り立つという映像は、見たことがある人が多いと思いますが、アレです。

このロケットは打ち上げる時は高さ70mくらいあるんだけど、地上に帰ってくるのは第1段目の部分で高さは43mくらい。これが、地上130㎞くらいの高さから時速7000㎞で戻ってきます。

時速7000㎞ってどんなん?ってなりますが、1秒間に2㎞も移動するとてつもない速さです。移動というよりぶっ飛んでる感じ。

そしてこれが逆噴射をして着陸地点にスッと垂直に降り立ちます。まるで逆回転のスローモーションを見ているみたいに。

これを身近なもので例えてみると、シンデレラ城の高さが51mなので、だいたい第1段目くらいの大きさと思ってください。そして、シンデレラ城から130㎞離れたところには富士山があります。

つまり、富士山からシンデレラ城の塔が時速7000㎞でぶっ飛んできて、逆噴射をしてお城の元の位置にスッと垂直に納まるのです。この間たったの4分ほど。しかも、この打ち上げをもう200回くらいはやっているのです。いかに「ファルコン9」がすごいかわかるでしょう。

実際の映像がこちらです↓

配信開始から14分あたりが打ち上げで、戻ってくるのは23分あたりです。

そして、宇推くりあさんが別の配信中に落語が好きという話をしていたので、ファンアートとして描いたイラストがこちら↓


ふだんはこういう絵柄を描かないのですが、今、制作中の漫画はいつもとタッチが違うので、習作としても描いてみました。ちなみに制作中の漫画はこんな絵です↓


まだ第4話までしかできていないので、全話(6話)完成までまだまだかかりそうです。

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