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今週の練習(2024.7.8~7.13)

試験的にですが日々の練習の内容や感想や気づきをnoteに記録して公開しようと思います。1週間単位でまとめて記事にします。
どこまで需要があるのかわかりませんがSUNTORY創業者の鳥井信治郎氏の「やってみなはれ」の精神で遂行していきます。


■7月8日(月)

カルペディエム青山で13時から柔術の練習。
ADCC前は月曜日の練習は、ロータス世田谷へグラップリングに行くのがルーティンでしたが最近は行ってないです。

練習メンバーは青山スタッフのマコトと飛鳥、Studio代表のコウヤ、深川道場のシュシャと新スタッフのビクトル・ロドリゲス君と私の6人。

6分のスパーリングを一時間の間で6本ほどこなした。
本格的な暑さで汗の量が尋常ではない。

全体の感想としては悪くはなかったが体がいい感じに動き始めるまでに時間がかかってしまった。前日の日曜日に久しぶりに改良湯(恵比寿と渋谷の間にある銭湯)に行って、交代浴をしたのだがそれによる疲労が体に残っていたからだと思う。
最近の体の調子としては銭湯でサウナやお風呂でがっつり交代浴をした次の日は体がけっこうダルくて翌日の練習に影響する。
以前はそこまで気にしなかったが最近は明確に感じるようになった。
正直サウナなどは体に疲労(ダメージ)を与えるものだと思っています。体に適度な疲労を与えることで寝付きがよくなるので健康にいいように扱われてると思います。

話が少し脱線しましたがスパーの始まりは微妙な動きでしたが徐々に動けていく。
一本目は飛鳥と組む。
彼は以前から取り組んでいたレスリングの動きが身についてきてテイクダウン&上を取りきる力がかなり強くなってきた。私もタイミングが合えば倒されることもある。
柔術というかレスリング寄りの動きになっているが自分の強みが構築されている段階といった感じか。
スパーはお互い2回ずつくらいスイープし合って終わり。トップキープも強いね。

二本目はコウヤ。
六本木のカルペディエムStudioの代表として独立して試合に舞台にでることは最近はほとんどなくなったが、8月にあるワールドマスターに向けて練習量を増やしている。
とにかく器用でどんな技も上手に使いこなす。グリップも強くて足が異様に効いて一番やりづらいタイプ。パスがなかなか出来なかった。
柔術のグリップの強さは握力計で計るそれとは別物。

三本目は深川道場の新スタッフのビクトル君。
22歳でミドル級の選手。柔道もやっていたらしく非常に礼儀正しい。
スパーリングも粘り強くていい練習パートナーになりそうです。
とりあえず新しい環境に慣れるまで頑張って。

四本目はマコト。
序盤に内股でぶん投げてそのままマウント。
前回の怪我のシチュエーションと同じだったので本人と私も含めて少しヒヤッとしました。怪我ダメ絶対。


マコトとのスパーリングは試合さながらの激しい展開になることが多い気がする。決して私が望んでる訳ではないですがなぜかそうなる。
まあでも気持ちのぶつかり合いの激しいスパーリングも嫌いではないです。

五本目はシュシャ。
アジア選手が終わって少しリラックス気味だったような印象。
そこまで気を張ったスパーリングにならなかったが一発の極めはあるのでそこは緊張。お互いスイープし合って終わり。
多少のムラはあるかもしれないが試合のときはちゃんと本気になるタイプかな。

最後に飛鳥ともう一本やって終了。

最近の道着の練習は投げ技と特定のガードに注力して練習。
柔道やレスリングのままの投げではなく柔術で活きる柔術のための投げはなにかと模索中。練習でぼちぼち投げれているので手ごたえはある。

■7月9日(火)

10時30分から青山でグラップリング。
メンバーはマコト、飛鳥、クレイグ、濱岸さん、室谷君、ISAOさん。
最近は参加者少なめだったので今日は多い方。ありがたや。

全員と一本ずつ+もう一本で6分×7本くらい。
まあまあ動けた方だけど立ち技の切れが微妙な感じ。

ここ一年ほど定期的に練習に来てくれるISAOさんはとてもいい練習パートナーになってくれてます。基本的な寝技の技術レベルが高く、しっかりと寝技の攻防になります。グラップリングでは中途半端な柔術家は勝てないですね。

出稽古はMMAの人が多くてどうしても立ちレスの攻防が多いのですが、最近は元自由が丘のクレイグが来てくれるので純柔術家らしい攻防が出来て助かる。

濱岸さん、室谷君と柔道的な攻防も繰り広げる。
2人とも柔道ベースなのでレスリング的な動きというよりは柔道のようにがっつり組んで攻めるタイプ。2人とも体格は大きい方なのでしっかり四つで組むと割としんどいのだが相手の強い部分で練習することは大事。

後半は汗で滑るのを注意しながら無事終了。すっごい滑るよ。
内容は悪くはなかったが少し消極的な感じだったのでもっとチャレンジングな動きを増やしてもいいか。

練習後にランチ食べて、午後に一時間ほど筋トレ。

■7月10日(水)

12時30分から広尾で柔術練習。

フェザー、ライトフェザーの選手が中心ですが参加させて持ってます。

最近よく見るBlackBeltJapanの藤田君も来てたが強い。
超変則的過ぎて人に推奨できる戦い方ではないが唯一無二のスタイルに仕上がっている。めっちゃやりにくい。

最近よく練習している投げ技がよく極まる。
柔道の技を柔術用に変化させた技だが意表を突いてるのかな。近いうちにSNSで紹介するかも。

三田の元気印ダニーロのダブルレッグが分かっていても入られてしまう。あまりああいう入り方をする選手はいない、ダニーロ独自のやり方だが分かっていても掛かる技は格闘技において最も理想的。

頼まれてもないけど宣伝する優しい先輩。

ダニーロとのスパーリングは(望んでないけど)割とハードになりがち。もっと落ち着いたスパーをしたい気持ちもあるが、若者らしいエネルギッシュな練習が出来てこちらも元気もらってる。(気がする)

最後はケイトとのスパーリング。ケイトとのスパーリングは大体が私がトップ、ケイトがボトムで、パスするかスイープされるかの展開が永遠に続く。体重的には私の方がはるかに重いのですがガードリテンションの反応が早すぎてパスガードの困難極まる。

練習後にケイトにガードリテンションの方法を教えてもらう。ディテールがとても参考になります、ありがとうございました。
彼の技に対するシビアさはまさに出来立ての作品を遠慮なく破壊する陶芸家の如し。

■7月11日(木)

青山で10時30分からグラップリング。

メンバーは飛鳥、室谷君、クレイグ、広尾のスタッフの比家くん。

比家くんは来月行わるADCC本戦の観戦に行くそう。ついでのADCCのオープン大会にも出場予定。今は渡米&滞在するだけでかなりお金がかかると思うが、その勢いが素晴らしい。羨ましいねえ、楽しみ。

木曜日ということもあり疲労がたまってきていたのであまりいい動きはできず。でもその中でも守りに入らずに技を試したりカウンター覚悟で思いっきり仕掛けたりとなるべくチャレンジしてこなす。

クレイグの体のバネとリーチと柔軟性を利用したサブミッションの仕掛けがかなり厄介。テイクダウンのカウンターで合わすのが非常に上手い。

最後のスパーの残り1秒のところでタップしてしまい思わず叫んでしまったよ。もっと自分を律しないといけないなと反省。
スパー終わりに少し技術のディスカッションして終了。この積み重ねが大事大事。最後に極められた技で顎がちょっと痛いよ。

夕方に筋トレを1時間ほど行う。
BIG3系は行わず上半身を中心に細かい部分のトレーニングで終わり。

■7月12日(金)

金曜日も10時30分から青山でグラップリング。
金曜日は9時と12時のクラスを担当しているのでその2クラスの間の時間に練習。一週間の疲れもピークになっており体が重いが踏ん張って練習。

1本やって1本休憩してからの6連続スパー。
疲労の蓄積と汗もあって後半は思考が緩慢になり練習の質が落ちてきてしまった。よくはないのだが怪我をせずに終えれたのは及第点。

この日の練習は下からの攻めを徹底して練習。
ボトムからの練習は比較的体力を温存することが出来る。練習では失敗を恐れずに皆トップから攻めてきやすいので攻防が起きやすいが、試合になると途端に攻めが固くなることが多いのであまり練習のテンションに慣れすぎるのも危険。

練習が終わって少し休憩してすぐ昼クラスが始まる。疲れと火照った体で頭がボーっとした状態でクラスは大変。

最近は金曜の夕方に広尾の柔術クラスに参加するようにしていたが、この日は夜から用事があったのでお休み。

■7月13日(土)

土曜日は完全休養にすることもあるが、この日は少し体を動かしたかったので、青山の11時クラスのスパーリングに参加して会員さんと4本ほどスパーリング。新規の会員さんとも練習して交流。なるべく新しく入った会員さんとは一回はスパーリングするように心掛けています。
やっぱり一度は先生と組んでその実力を肌で感じてくれた方がクラスで教えるときも説得力が増すと思います。格闘技の技って高度になるほど「こんな技が本当に極まるのか」って正直疑問に思うことも出てくると思います。なので理論だけでなく実践も十分に伴って教えられるのが理想的な指導。

決して弟子の協力があって技が極まってる訳ではないですよ(強調)

スパー後に会員さんの体を借りてスパーの復習&技の確認。
ガードの動きで細かな気づきがあったので意義のある練習が出来ました。

■今週のまとめ

月曜日のコンディションの不具合はあったが全体的にはそつなく意義のある練習を終えれたと思います。
ただ今週はドリル(打ち込み)の時間を取ることができず、もっと技を考察する時間が必要だったとは感じます。
またこれ以外にも練習動画や試合を見返して研究する時間はあるのですが、空き時間に細々とやっているので特に記載はしませんでした。動画を見返す時間がトータルすると結構長いかな。一日に最低1時間は見てると思います。

このような感じでこれから一週間の練習の記録を記事にしようと思います。
第一回は無料で全文公開しますが次回から少額ですが有料記事にする予定です。

記事にするといっても練習のあまりに詳細な内容は控えるつもりです。誰々を極めたなどや選手の得意技など。練習仲間の不利益にならない範囲で書きます。

という感じで今回は以上です。
また来週以降よろしくお願いします。
ではまた。



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