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GTF.4(7/26)
7/26にZSTのグラップリングトーナメントに出ます。
4月と5月と連続して試合に出て、ここでもまた試合の機会がありました。
コロナによる自粛が始まって、おそらく初めての参加選手公募の試合ですかね。
試合の機会が奪われていた沢山の選手が参加表明してきましたね。
主催者の勝村さんのTwitterを見ると、今大会に対する並々ならぬ熱意が伝わってきます。
真面目な話、これで成功しなかったら日本でグラップリングを根付かせ強い選手を出すのは厳しいかもしれない。
— 勝村周一朗 (@shu_katsumura) June 20, 2020
いつまでもMMAのプロ興行に1,2試合挟んでもらったり、アマチュア大会の後ろで強い選手が組まれたりのまま。
グラップリングだけの独立した大会で採算を取る。配信だからこそ、今だからこそ pic.twitter.com/5rO6Pm0bVT
ZSTは元々グラップリングマッチにも力を入れてきた団体です。MMA選手と柔術家の混合チームのタッグマッチなど。僕も2014年にワンマッチで出場したことがあります。
今回僕が出場する75kg級の現時点での確定選手です。
なかなか面白いメンバーです。
ちなみにこの全員と既に試合or練習経験ありです。笑
まあ日本のグラップリング業界はまだまだ小さいので、どうしてもお馴染みのメンバーにならざるを得ませんね。
今回のルールはノーポイントのサブミッションオンリーのルールです。どちらも極めれない場合は腕十字またはバックポジションからの延長ラウンドです。
このルールはかなり勝手が違ってきます。
まずノーポイントですが、ノーポイントならポジション気にせずにバンバン極めに行けると思われるかもしれませんが、案外そうでもありません。
ノーポイントなのでポジション取られても極めさえ防げば負けないので、極めだけに集中して警戒していれば多少の実力差があっても逃げ切れます。
ノーギは道着がない分極めのバリエーションが少なく(足関はありますが)、また汗をかくことでタイトなグリップなどが難しくなります。
極めを徹底して防いでからの延長ラウンドで勝つという、本来の柔術ではあり得ない戦法を使えます。
そういう練習を徹底して勝ちに行くのもある意味面白いですが、このような変則ルールはそうそうあるものではないので、そこまで振り切れる人がいるのか知りません。
一番向かないのは柔術ルールにどっぷりつかった極めが苦手な柔術家ですね。
今回のルールはIBJJFと対極にあるルールと言えます。
こういったグラップリングに振り切ったルールの大会がどんどん増えれば、グラップリングに特化した選手がより出てくるかもしれません。
今回の90kg級にはレダと濱岸さん、スーパーファイトにはハイサムも出場するので見る側としても非常に楽しみです。
【スーパーファイト①】
— 勝村周一朗 (@shu_katsumura) June 19, 2020
無差別級 ハイサム・リダ(Carpe Diem)vsアンディ・コング(パラエストラ小岩) pic.twitter.com/sZawCD2NGP
【90キロ以下トーナメント】
— 勝村周一朗 (@shu_katsumura) June 19, 2020
イゴールタナベ(IGLOO)
濱岸正幸(U-FILE CAMP登戸)
レダ・メブトゥシュ(Crpe Diem)
グラント・ボグダノフ(KUSSANO TEAM) pic.twitter.com/n69v8kplMd
夏のグラップリング祭りですね。楽しみ。
ではまた。