SATO /すぐそこにアートを。わたしの発想の原石をさがせ!

美大卒。服飾専門学校修了。現在、某所にて美術科講師と福祉施設で児童指導員として活動中。…

SATO /すぐそこにアートを。わたしの発想の原石をさがせ!

美大卒。服飾専門学校修了。現在、某所にて美術科講師と福祉施設で児童指導員として活動中。 センスは知識と経験から。毎日ちょっと発想トレーニングで今までの自分を見つめましょう。

最近の記事

コロナの襲撃とアート

世界中がコロナウィルスによって悲鳴をあげている。 私も正直なところ、大打撃。もう、フルスイングでぶちのめされている感じ。 どこの企業も在宅ワークになったりするし、非正規雇用、フリーランスは無条件にカット。まさか、こんなことになるなんて思ってもみなかった。全く、笑えないけど、笑える。なんてことだ。 私なんかは自ら選んで、半分非正規の、半分自営業になっている。自ら選んで今の立場だからこの状況になっても仕方がないよね、という意見も受け入れる。 正直なところ、一瞬だけだが夢も

    • 目標設定を「環境→感情→行動」の順で考えるとスッキリ。

      昨日の記事で、散々言語化する事が大事だとかなんとか言いました。 これが難しい。 この数日間、将来への目標設定やらなんやら、私の作品のコンセプトなどを考えをまとめ言語化しようとしても曖昧すぎてできない。 見出し画像のような遠い目になってしまう笑 一生涯変わらない目標、人生のコンセプト、作品のコンセプトを設定するということは簡単ではありませんが、今の段階である程度人生の指針となるものは考えておくべきでしょう。 生きているうちに新しい人、こと、ものに出会い常に感化され新しい価値を

      • 避けて通った作品の言語化

        アーティストは、紙やキャンバスや粘土などに問答を繰り返しながら一つの作品を生み出しいきます。 ただの落書きのようでも、適当に描いたような一本の線にも、ただの絵の具のかさね合わせであっても、様々な思考が深く深く組み合わさり、意味があります。 私も経験しましたが、思いの外、自分の作品を言葉にまとめて説明することはとても難しいのです。 「コンセプト」が私の中で明確になっていなかったからではないかと思います。 コンセプトを明確にすることはなぜを絵を描くのかという理由を明確にすること

        • 今、アーティストが身に付けるべき力とは

          制作活動だけで生計を成り立たせる。 憧れる。 現実は、難しい。 昨日の文章にも書きましたが、美大卒業後に一体何人が制作を続けるんだろう。 と思います。 アーティストとして必要なことは、技術、継続力、リサーチ力、構成力、色彩感覚…挙げればきりがありません。 中でも足りていないと思うのは 「私というアーティスト」 を売り出すためのブランディング力とプロデュース力だと思っています。 絵が描けても、自分の発信をしなければ誰かに知ってもらい、作品を手に取ってもらうことはできません。アー

          改めて。はじめまして、アートさん。

          2月、3月は美術系大学の卒業制作展のシーズンです。 私も美大生だったちょうど今の時期に五美大展で作品を展示しました。 「私の絵の前で立ち止まってくれる人はいるかな」 そんな思いで会期中過ごしたのを思い出します。 美大生のファインアート系の学科(油絵、日本画、版画)を専攻した人は一度は「アーティストになるんだ」という想いを胸に制作に励んだことでしょう。 実は、私もその一人です。 どうせやるなら頑張って個展だってやってる! コンクールにも出すぞ! そんな大きな夢を抱いていま