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6月議会 補正予算の討論原稿

6月議会最終日の動画が市議会ウェブサイトに公開されています。
議案第32号 一般会計補正予算は、最も討論が活発に行われた議案で、6名(4会派+会派に属さない2名)がそれぞれ賛成、反対の見解を述べています。

無所属クラブとしては私が賛成の立場から発言しました。
動画で全部見ていただけると、委員会審査での質疑応答の要点と、同じ議案のどこをポイントとして捉え判断したか、それぞれの発言から汲み取っていただけると思います。リンクを貼っておきます。
私の発言は30分20秒過ぎあたりからです。

http://obu.gijiroku.com/g07_Video_View.asp?SrchID=706

準備した原稿を文字でも掲載しておきますね。
動画を見るのがまどろっこしい方は文字でどうぞ。
(写真は本文とは関係なく。母校の前を通ったときに撮ったもの)

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議案第32号 大府市一般会計補正予算(第3号)

賛成の立場で、 無所属クラブとして討論いたします。
簡潔に4点申し上げます。

初めに、総務費 デジタル手続法システム改修委託料、ならびに、民生費 ICT化推進事業補助金増額について、市民サービスがより効率的に展開され市民の利便性も向上するデジタルトランスフォーメーションの推進に必要な取り組みであると認めるとともに、今後 DX を進めるにあたって、官民ともに、ソフト、ハード両面での情報化のインフラの改善、更新が求められる一端であるとして、国費負担や公費による補助の在り方について、無所属クラブといたしましても、引き続き考えてまいります。
次に、県から ICT活用教育推進事業として委託を受ける、ロボットを活用したプログラミング教育とオンラインを活用した英語教育につきましては、コロ ナ禍において学校の臨機応変な対応が継続している中、教育現場の負担が気がかりではありますものの、子どもたちにとっても、教職員にとっても、貴重な経験として、 生かされることを期待します。
3点めです。コロナ禍における対応といたしまして、不安を抱える低所得世帯や女性、子ども達に寄り添ったきめ細かな支援を実施するためとして、女性つながりサポート等委託料ならびに子どものつながりの場づくり等委託料をご提案いただきました。これらの取組が、困っておられる市民を丁寧に掘り起こし、行き届いたものとなるよう期待するとともに、非常時にこそ社会の中で苦境にある市民が可視化されるという問題意識がございますので、孤立や貧困に対して継続した取組としてどういったものが必要なのか、検証し今後に生かされるよう申し上げます。その際には、貧困を周りに悟られたくないために、支援を受けることをためらわれる方のないよう配慮することも必要と考えます。
最後に、ワクチン接種の委託料増額につきましては、ご協力いただく医療機関への加算として適切なご提案であるとともに、接種を希望する市民により早く受けていただけるよう、ご尽力くださる医療従事者の方々への感謝を、改めて申し上げます。供給体制や接種会場の情報が日々更新されて いく状況で力を尽くす職員に対しても、負担が偏りすぎることのない進捗管理ならびに職員体制を今後も期待することを申し上げ、討論といたします。

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