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2024-0718

疲労と月経周期と暑さと寂しさにやられてとても鬱鬱としていた。本当に疲れていた。毎日失礼な態度の人間に対して愛想を振りまかないことで温存したパワーで帰宅し、ごはんを作り、お風呂に入って眠っていた。ある日の帰り道、ついに泣いてしまいそうになったので通りすがりのコンビニでハーゲンダッツを買って食べながら帰った。
今日は太陽の位置の高い時間からノースリーブのワンピースを着て散歩に出た。歩いていると喉から「あ”ー」と音が出るほど暑いのにカフェに入ってアイスコーヒーを飲んでいると冷房で鳥肌が止まらず凍えるとき、何事も両立は難しいのだとしみじみと安直に考える。外が明るくて、なんだかよくわからない茶色くてもさもさしている大きい植物がさらさら風に揺れていた。やっとなんとかなりそうな気持ちになったので、持ってきたユリイカの折坂悠太さん特集を読みはじめた。脚本家の安達さんとの対談を読みながらとても慰められていた。ついさっきまで昨日私が泣いたことをこの世の誰も知らないなんてひどいこと、と思っていたから。

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