名前の由来、自分のこと
noteのお題が「 #名前の由来 」とのことで、まつわる話を書いてみます。
自己紹介プレゼンテーション
「名前の由来」で真っ先に思い浮かんだのが自己紹介プレゼンテーションです。
以前、職業訓練講座や専門学校の授業でPowerPointを取り上げた時、最後のまとめとして、自己紹介プレゼンを作成し発表、要するに自分をプレゼンする、ということをやっていました。
プロフィール(箇条書き)、私の一日(グラフ)、私のモットー(ワードアート)、私の歴史(表)、私のおすすめスポット(オートシェイプ、画像)など一通りの機能を使うようにアウトラインを提示し作成してもらいます。
職業訓練講座の時は、みなさん、ある程度年齢や職歴のある方ですので、私の歴史、なんかもいろいろとあるわけですが、専門学校となるとたいてい高校を卒業したばかり。歴史も浅く、地理的にも近く、似たようなものになります。
そこで、「私の名前の由来」というスライドを一枚付け加えて提示したことがありました。そこには、生まれた頃、幼い頃の写真などもあるといいですね、と。
私の名前の由来
自己紹介プレゼンのサンプルとして自分の名前の由来のスライドも作りました。
私の名前の由来は、たまたま父が目にしたのか、好きだったのかわかりませんが、当時著名だった画家の名前から、と聞いたことがあります。
調べてみると、おそらく、木下孝則さんではないか、と推測しています。
※ 木下孝則 :: 東文研アーカイブデータベース https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9392.html
ただ、父は私が高校2年の時に他界していますし、母は90を超えて元気ではありますが、年齢相応の認知症で聞いてもわかりません。
12歳上の長兄、私が生まれる時には産婆さんを自転車で迎えに行き載せてきた(そう、当時は自宅分娩でした)、であれば経緯は知っていたのかもしれません。しかし、その長兄も既に亡くなってしまっています。
今更ではありますが、しっかりと確認しておけばよかったな、とちょっとだけ思っています。
そんなことを思うと、自己紹介プレゼンで「私の名前の由来」を課したことは、「良い機会になった」と、後々思い返してくれる人がいるかもしれません。そうであれば嬉しいです。
「孝則」という名前で困ったこと
さて、そんな自分の「孝則」という名前、ごく凡庸な、というか、よくあるわけでもないけれど、変わった名前でもなないので、名前をもとにからかわれたりしたなどはないのですが、子どもの頃は少しこまったことがありました。
それは、漢字の「孝」という字です。
この「孝」はみての通り、「かんがえる」の「考」という字とにています。
そしてこの「孝」と「考」、小学校で先にならうのは「考」の方なのです。
それ故、小学生の頃はよく「考則」と間違えられていました。
年賀状なんかでも、そんなふうに書いてくる友人がいましたっけ。
姓が変わったこと
結婚して姓がかわりました。別にそれ自体にこだわりはありません。
しかし、「家」という制度と結びついた、この日本のありようは、好きではありません。
早く、夫婦別姓制度が実現して欲しいと思っています。
名前に思いを込める
自分が親になって子どもの名前をつけたわけですが、やはり、そこには意味を込めた、思いを込めてつけています。
自分が子どもの名前をつけた時は自分の名前に思いがいきませんでしたが、いま、こうして自分の名前について考える時、自分が生まれた時に、親はどんな思いで、そして、この名前をつけてくれたのか、やはり思わずにはいられません。
小さな村で、秋の入口の季節に生まれた私の、名前の由来にまつわるお話しでした。
次は、自分の子どもたちの名前について、書いておきたいと思います。
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