ひとりぼっちはやめた

小学校3年か4年か、クリスマスのこと。

僕がもらったものは、はっきりとは覚えていない。おそらく、ペンギンの問題（流行ったよね）のDSカセットだったような。

姉は、ジブリのサウンドトラックCDをもらっていた。青いジャケットにトトロが描いてあった。

すごく寒かったから、暖房をつけて皆で掘りごたつに入った。仰々しいCDプレーヤーを机において、曲を流しながらミッケ！（これも流行ったよね）を読んでいた。

その後も、家族で車で出かけるときのBGMはそのアルバムになることが多かった、妙にセンチメンタルな気持ちになる曲が多かったから覚えてるだけかもしれないけど。

今日たまたま、「ひとりぼっちはやめた」という曲を聴いた。Spotifyで「ひとりぼっちの人工衛星」を聴きたくて、ひとりぼっちで検索したら、出てきたのだ。

「矢野顕子にこんないいタイトルの曲あったのか〜」なんて考えながら再生。イントロだけでクリスマスに戻った。

この曲は、ジブリのサウンドトラックの中でも、特に気に入っていた曲だった。映画は見たことないんだけどね。矢野顕子の子供も惹かれる素晴しい声！

そんなことを思い出したおかげで、数日は幸せに暮らせそう。一度でいいから戻りたい記憶を思い出すのも、生きる楽しみかもね。

思い出の曲って、たくさんある！