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のもさんとピアノ

こんにちは。のもさんです。

今回は、多趣味な僕の中でも最も大切な趣味の一つ「ピアノ」について、今の想いを表現してみようと思います。

これまでを軽く振り返って

僕は今でこそクラシックばかり弾いていますが、実は、back numberのピアノソロばかり弾いていた時期があったんです。
中学まではピアノを習う自然な流れでクラシックを弾いていましたが、高校の頃からピアノソロを弾くようになりました。

大学に進学して、東大ピアノの会(以下、「P会」と表記)に入会しましたが、1年目はやっぱりピアノソロを弾いてました。
2年目にクラシックに再転向(?)してはや1年半が経ったのが現在です。

P会ではピアノソロを弾く人は珍しくて、「のもさんといえばback numberのピアノソロの人」っていうイメージが定着していました。
ただ、クラシックに転向したのは、みんなに合わせたとかでは100%なくて、クラシックの魅力を再発見して純粋に自分も弾いてみたいっていう気持ちがあったからでした。
そして、クラシックに転向してからは、たとえ演奏会でうまく演奏できなくても「弾いてよかった」って思えるようになったり、行った先々でストリートピアノを弾いてSNSに投稿するなど、ピアノ生活を今までより格段に楽しめるようになりました。

京都に行ったときに、京都駅にある駅ピアノを弾いてきました。


P会の外に出て驚いたこと

でもいざP会の外のコミュニティに出てみると、「ピアノを弾いてます」って言うとむしろピアノソロか何かを弾いてると思われて、「クラシック弾くのすごい!」って言われることがしばしばあります。

僕は一度はピアノソロに転向したとはいえ、小学生の頃はクラシックにとてもハマっていて、クラシックというのは割と親しみやすい存在です。
ましてやP会のみんなも当たり前のようにピアノを弾くわけですから、とても身近は存在なわけです。

しかし、ピアノを弾いたことのない人にとってはクラシックって案外馴染みのない存在なんだなって思いました。

でもよくよく考えてみたらピアノを弾くいわゆる「インフルエンサー」と呼ばれる人たちはみんなピアノソロを弾いているし、馴染みのある曲をかっこよく弾いているのを見たら「おー!」ってなるのも理解できます。

それでもクラシックを弾きたい・聴かせたい理由

それでも僕はクラシックを弾き続けたいと思いますし、ただただ弾ければ満足ではなくていろんな人に聴いてほしいと思っています。
その理由は以下の4つです。

  1. ピアノソロをしばらく弾いていなくてほとんど弾けなくなってしまった

  2. クラシックを弾いて「すごい」と言われたい

  3. ピアノソロをかっこ良く弾くのは案外難しい

  4. クラシックの魅力を共有したい

1.は消極的な理由ですが、これも理由の一つであることは認めざるを得ません。
2.について。これも正直なところ、あります。
3.について。これは意外に思われる方も多いかもしれませんね。
実は、ピアノソロっていうのはもともとピアノで弾くために作られた音楽ではない分、指遣いが難しかったりします。
また、ピアノでは十分に表現しづらい曲の魅力というのもあって、表面的に楽譜に書いてある通りに弾くことはできても「表現する」ことって案外難しかったりします。
1.~3.は消極的な理由ばかりですが、
それと同じぐらい、4.が原動力になっています。

もちろん、僕自身がback numberの大ファンということもあり、歌詞のある歌の魅力もとてもよくわかります。歌詞に励まされることもしばしばあります。

けれどもそれと同じぐらい、歌詞がなく純粋にメロディを楽しむ、そんなクラシックも大好きなのです。
音楽理論の知識は皆無ですが、それでも「このメロディ綺麗だな」とか「情景が目に浮かぶ」とか、そういう感覚をたくさん感じられてとても大好きなのです。

皆さんも、自分の好きな曲について「この曲めっちゃいいから〇〇さんもぜひ聴いてみて!」って勧めたくなるときってあると思います。
それを僕は自分が演奏して聴かせることでやりたいのです。

もちろん、自分は魅力を十分に伝えるほどにはうまくないかもしれません。
しかし、僕がクラシックを弾くことで、その曲をもっと上手い人が弾いているのを聴いたときに「あ、のもさんが弾いてたやつだ!本当はこんな曲だったんだ!」と思ってくれたらこれほど嬉しいことはありません。
また、どこにでもいる大学生の僕がクラシックを弾くことで、少しでもクラシックに親しみを持ってくれたらそれだけで僕は嬉しいです。

この記事を投稿した直後、僕はまた新たな場所のストリートピアノを弾いてSNSに投稿します。
そのときにこの記事のリンクも貼ろうと思うので、そこから飛んできて読んでくれた方もいるかもしれませんね。

少しでもクラシックの良さに気づいてもらえるように、楽しく弾いてこようと思います!

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