【気付き】ワンオペ育児はなにが一番つらいか?→夫婦での「共感」の機会が少ないこと
近況
この4月から妻にワンオペ育児をお願いすることになった。
しかし今回、ちょっとしたコミュニケーション・エラーがあり、考えるきっかけとなったので、記録を残す。
それまでは、現在4ヶ月の息子を、夫婦2人で育児してきた。
僕はあまり器用な方ではないためか、2人でやっていても大変なことが多かった。
(ワンオペ育児をしている親を、本当に偉いな、と尊敬の念でいっぱいである)
4月から僕は遠方で単身赴任的なことをしている。
その間、妻が家でワンオペ育児をすることになった。
夜は電話で、その日にあったこと等をお喋りしているのだが、その中で事件は起きた。
コミュニケーション・エラーの内容
単身赴任先に妻が息子を連れて1週間ほど泊まりに来てくれる予定にしていた。
それはずっと前から決めていたことだった。
でも、僕はふとした理由から、
「泊まりに来る期間を短くしないか?」
と提案したのである。
理由としては、
・僕の勤務が忙しく、育児に協力出来ない
・家が狭く、あまり居心地が良くない
という理由だった。
僕としては、妻の負担を減らしたいと、気遣いをしたつもりだった。
しかし妻の反応は意外なものだった。
落ち込んでいて、僕に対しては「疲れてるの?」というような反応だった。
確かに、疲れもあったかもしれないが、自分としては気遣いのつもりだったし、そういうことを話し合った。
でも、そのままやり取りをしているうちに、ふと気が付いた。
ワンオペ育児中の妻も、あまり元気が無い。
当然のことなのだが、それはダブルからワンオペ育児に変わって、作業量が増えて負担になったというわけでは無かったらしい。
ただ、別居しているということの方が問題だったようだ。
気付いたのは、
ということ。
みんなの意見
ワンオペ育児中の体験談として、皆が口々に言うのは、
「毎日、夕方になると、『妻(夫)に早く帰ってきてほしい!』と思う」
と。
それは別に「手伝って欲しい」わけではない。
現に、必ずしも帰ってきたパートナーに、すぐ育児を交代するわけではない。
でも、何故か、帰ってくると安心するのだ。
育児と共感
これは、育児において「共感」が重要であるためである。
人間は歴史的に、育児は「共同体」の中でやってきた。
常に、複数の大人がいる中で、子供が育っていたのだ。
しかし、最近は地域社会の崩壊、核家族化、シングルマザー(ファーザー?)の増加で、大人1人で子供を育てなければならないケースが増えた。
やはり、なるべく複数人の大人で子供を育てていくことで、大人同士の共感や連帯が生まれ、安心して育児が出来るのである。
(かといって、昔の大家族の方が良かったと言うつもりはない。面倒臭い人間関係が生まれて苦痛であることも多いだろう)
まとめ
結局何が言いたいかというと、
夫婦がやむを得ず別居になっても、
なるべく一緒に過ごす時間を増やす方が良い
と自戒した、ということ。
夫婦同士の共感を増やすことで、家族の連帯が深まる。
それが親の健全な心理状態に繋がるはずだ。
ひいては子供が伸び伸びと成長できる土壌が養われるとよいなー、と楽しみにしている。
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