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グレシャムの法則、何の救いも無いニュースだった。

1980年代のマイケル・ポーター 「競争の戦略」によれば、個人や集団に必要とする資源が限定されているならば、それを獲得するために競争を行って優位(高生産性)の者がそれを獲得できる。 社会がこの方法で運営されて行くならば、その成功者こそがより良い地位や財産を得られる。
つまり、立場の弱いITベンダーに責任を押し付け、得られるメリット(資源)だけを享受すれば良いのである。

一方で奪い合うことよりも共創することでゼロサムから脱却する考え方もある。宮原社長のように自ら過ちと向き合って、ベンダーと共創する姿勢を貫き新しい時代を予感させるものだった。


これからの時代、企業独自の技術を経営資源として捉え、戦略的に活用できる人材が少しづつだが育っている。必ず時代は変わる。

累々と築かれた屍の山を踏みしめながら、私達は理想を追い求め尚も前に進むのである。

”過ちがないことではなく、過ちを改めることを重んじよ。”
吉田松陰

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