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影響力の法則について(6)

私たちが直面している大きな課題の一つは、直接権限を持たない他者への影響力である。フラットな組織、グローバル化、そして部門横断的なチームの為に、私たちは新しい挑戦をつきつけられ、また異なる方法や視点を持った人々を動かさなければならず、業務はずっと難しくなっている。
 上司、同僚あるいは経営幹部を動かすことが、個人の成功や失敗のカギとして引き合いに出されている。私たちは何を達成したいのか知らなければならないのに、どのように立ち回ったらよいのか、あるいは誰が影響を及ぼさなければならないキーパーソンか、しばしば不確かなのである。

いつもよい関係の相手と仕事をできるとはかぎらない。依頼に耳を貸そうともしない相手、細部にまで気を使わなければならない相手もいる。そういう相手と仕事を進めるときは、慎重に注意しながら相手に接していかなければならない。
こんなとき「コーエン&ブラッドフォード モデル」を意識的に使う
たとえるなら、航空機のパイロットがフライト・チェックで使うリストのようなものである。つまり、よく知っているにもかかわらず点検することで確実性が増すのである

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