思い出の保管場所

人は思い出だけじゃ生きていけないけど、思い出があるから生きていけることもある。

写真や動画のあり方が大きく変わった。撮影も保存も削除も手軽になった。機材もデータも成果物も、どう所有するよりいかにサービスを使うか。そういうフェーズかなという印象。

わたしは昔の写真を持っていない。自宅火災にあったとき全部燃えてしまった。そのあとも写真が嫌いで撮らない時期が長かった。思い出がなくなることの辛さから抜けられなかった。だから持たないことを選んだ。

でも、技術が進んで手軽になったことがプラスに働いた。特別なことじゃなくなったことで、思い出をなくす恐怖が薄れたのだと思う。

恐怖が薄れてくると正常な思考が戻ってくる。思い出はきちんと適切に残しておきたい。脳内にとどめておくには限界がある。見ても思い出せなくなることもいつかくると思う。それでも残しておきたい。

いまだとクラウドにあげておくのが良いのかな。みなさんは、どうしていますか。

あいまる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?