第2回名古屋ボードゲーム楽市出展報告
4/9(日)にウインクあいちで開催されたアナログゲーム即売会「名古屋ボードゲーム楽市」に出展してまいりました。
以下、所感を残しておきたいと思います。
全体所感
名古屋ボードゲーム楽市は昨年に続いて2回目の開催でした。名古屋では昨年までアナログゲーム即売会が2017年のファミリーゲームフェスティバル以来開催されていなかったため、まずは2年連続の開催により定着の兆しを見たのが喜ばしいことかと思います。
東京・大阪のゲームマーケットが、出展料・搬出料の値上げ、および出展者の増加と全体的なクオリティーの向上に伴う来場者へのアピールの難化により、気軽に出展しにくくなりつつある中で、このような機会を作っていただけるのは大変ありがたいことです。末永く続くイベントになってほしいと思います。
来場者について
主催者発表によれば、一般来場者は676人(うちサポーター入場20人、プレゼント企画入場10人)、出展者や運営スタッフなども含めると総勢約900人だそうです。体感としても、昨年より明らかに増えていました。用意したチラシ50部やおまけのポストカード21枚が早めになくなってしまったのはうれしい誤算でした。
2017年のファミリーゲームフェスティバルが、集計方法は不明ながら900人の参加だったそうなので、まだまだ伸びる余地はあるのではないかと思います。
昨年もそうでしたが、チケットによって入場可能時間帯が分かれているため、常に一定の人流が保たれているのが非常にありがたい点です。元は感染症対策でしたが、これが奏功して副次的以上の効果を生んでいるといえ、今後も続けてほしいと思いますし、他の即売会でも導入を検討してよいのではないでしょうか。
センキョ割について
今回はイベントの開催日が統一地方選挙前半戦の投票日と同日だったので、一般社団法人センキョ割協会の運営するキャンペーン「センキョ割」に参加しました。
ミステリアス・トレジャーは、投票済証明書の提示、または投票所の看板と本人が一緒に写った写真の提示で100円引きというキャンペーンを実施しました。Twitterでの告知を見て、当日投票に行ってからブースに来るという人が数人はいるかと見込んでいましたが、残念ながら利用はありませんでした。主な要因は、以下のようなものが考えられます。
イベント出展ブースとキャンペーンの相性が悪かった
常設の店舗を構えていれば事前に店頭ポスターなどで周知できますが、イベントで一時的に出展するだけの場合は告知方法がインターネットくらいに限られてしまいます。当日ブースでキャンペーンを知っても、たまたま投票済証明書を持っている人は少ないでしょう。特典が魅力的ではなかった
事前にキャンペーンを知っていても、たかが100円のために投票済証明書を用意するのは煩わしいと感じられた可能性があります。
前夜祭・後夜祭について
今回は出展者同士の交流の機会として、前日の夜と当日のイベント終了後に出展者のみ参加の前夜祭・後夜祭が名古屋ボードゲーム楽市運営側の主催で開催されました。出展者同士の交流が即売会イベントの醍醐味でもありますので、交流の場として良い試みだったと思います。
私もホヌゲームズの高島さんとJELLY時代以来の再開を果たしてアジアゲーム談議に花を咲かせたりしておりました。
次回への要望
イベント自体は大きなトラブルもなく無事に終了しましたが、2点、運営側への要望として書き記しておきたいと思います。
搬入について
ブースによっては、宅配で会場に送った荷物をスタッフがブースに運ぶプロセスで混乱が見られたように感じました。会場や宅配業者との連携があるので、特に初めての会場では難しいところがありますが、スタッフの増員や会場側との綿密なコミュニケーションにより改善していただきたいところであります。
楽市フレッシュドラゴン大賞の表彰式について
イベント前に発表があった楽市フレッシュドラン大賞受賞者への表彰式が会場前のわずかな時間で開催されていましたが、ブース設営で忙殺されている中での開催だったため、じっくり見ることができませんでした。前夜祭や後夜祭など、全員に余裕があり注目が集まる場で開催し、受賞者からもコメントをもらうなどすると、より受賞者に注目が集まり、栄えある賞になるかと思います。
ノートに「スキ」をしていただくと、あるボードゲームの中国語タイトルと、それに対応する日本語タイトルが表示されます。全10種類。君の好きなあのゲームはあるかな?