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眠れる獅子さんのお目覚め



いやなんかむかし、


天照大神(あまてらすおおみかみ)って神様が私生活でちょっとミスってしまって、
自己嫌悪になって、天岩戸(あまのいわと)っていう
洞窟に引きこもってしまいました。

太陽の神やった天照大神さんが引きこもってしまったので、
世界は暗黒の世界になってしまって、みんな「どうしよう」って困りました。

そんな状況を打破しようと、
八百万の神様たち(他の色んな神様たち)は
「天照さんに出てきてもらうために色々しよう」って言うて

鏡作ったり、勾玉(まがたま)作ったり、
洞窟の前の木に鳥を集めて鳴かせたり、
たくさん試行錯誤しました。

でも天照さんは出てこない。

「天照さんはどうしたら引き籠りを卒業してくれるんやろう?」
って思ってたら

ある一人の神様が『天照さん出てきてダンス』をし出して、
そのダンスのおもしろさに他の神様たちが大爆笑。
急に笑い声に包まれた世界。

そんな笑い声を聞いた絶賛引き籠リストの天照さんは
「いや、暗闇世界やのに、なにがそんなオモロイん??」って気になって、ついに洞窟から出てくる。
ほんで、天照さんは無事、引き籠りを卒業でき、
再び世界に陽の光が戻った。

っていう

『神様引き籠り卒業』の伝説があんねんけど。

このときの
『洞窟の前の木に鳥を集めて鳴かせる。』
っていう、これ。

これが『鳥居』の起源と言われていて、

このときに鳥が集まった木の形が、
現在の『鳥居』の原型とされていて、
『鳥が集まる所』→『鳥の居場所』→『鳥居』
と言うようになったらしいです。

ほんで、
『鳥居の内側』、つまり洞窟には神様が居たことから、
『鳥居の内側』は、『神が宿る神聖な場所』とされて、
その後、『鳥居』は『神社の聖域を示す建造物』になった



っていう、この話、

いとおかし、やん。


で、

2022年は寅年なので

『寅の居場所』→『寅居』を作ってみたっていう、
前置きクソ長ばなし。


【Just try it.】
「とりあえずやってみなよ」

って言葉添えて、

『寅居』と『try』でダジャレ言うてます。

あと、
『寅居』=『寅の居場所』=『怖いところ』

自分が『怖い』と感じることって
実は『変わるキッカケ』やったりすると思うんですが。
『寅居(怖いけどやりたいこと)』に『try』することで『変わるキッカケ』みたいなもの掴もうよ。的な意味合い込めてます。


引き籠もった天照さんに出てきてもらうため、
暗黒の世界から自分たちを救うため、
八百万の神様たちが色んなこと『try』したように。

『try』した結果、
『笑い』が生まれて、
状況が変わっていったように、


【Just try it.】
「とりあえずやってみなよ」

言うて、

めちゃめちゃNIKE臭。

去年はありがとうございました。
めちゃくちゃたのしかったです。
今年もたのしい1年になりますように。
今年もよろしくおねがいします。

あけましておめでとうございます。

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