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読書記録「知識を操る超読書術」

「知識を操る超読書術」を読み返してみた

なぜ、読書術の本を読んだのか。
この本は、私が読書の習慣をつけたいけど中々できないという時に見つけて読んだ本です。
これを読んでからは年間70〜80冊ほど本を読めるようになりました。久々に読み返してまとめてみました。

要約

・記憶するだけではなく、理解すること、自分の頭で考えること、そしてアウトプットまでを実践
・頭に入れるだけなら、検索すれば出てくるのでGoogle先生に勝てない

本書のターゲットは以下
・マンガや小説なら最後まで読めるけど、他の本は集中力が続かず、読み切れない
・読んでも内容が頭に入らない
・翌日には忘れてしまう
・人より読書量は多いはずなのに、読んだ内容を人にうまく説明できない

文章を読めることと、その内容を自分の人生に役立てることができるかは別ものです

知識を操る読書サイクル
1.本を読む準備をする
2.本の読み方を知る
3.本から得た知識をアウトプットする

本から得た知識をアウトプットできているかどうかは、本を読む準備が7割。「なぜ、自分はこの本を読もうと思ったのか」「その本からどんな知識を得たいと考えているのか」

知りたい章からページを開いてください

・本をどこから読むのかは、読む準備によって変わる
・「これを読もう」と思い立つということは、あなたの心が変化を求めているサイン

以下、第1章、第2章をまとめました。(全部書いたら長くなるので笑)

第1章 読書にまつわる3つのフェイク

「速読」の嘘
・読むスピードを上げると、読んだ気になるだけで内容の理解度はむしろ下がる
(理解とスピードはトレードオフの関係にある)
・読書のスピードと時間を決める要素の中で、目の動きや周辺視野が占めるのは10%以下しかない

つまり、テキストを写真のように眺める手法にはほぼ効果が認められず、速く読むことに特化した読書法では本の内容のほとんど頭に残らない。

「速読」についての結論
・その本の分野の「基礎知識」をしっかり頭に入れること
・スキミング(拾い読み)によって、読み飛ばす部分を決める、すなわち集中的に読む本や読むべき箇所を決める

「多読」の嘘
・たくさん読むほど得られる効果も大きくなるという「多読」
・それは「働く時間が長ければ、収入も上がる」という話と同じ理屈

「多読」よりも大切なこと
・ほしい知識が明確であれば、少ない情報からでも、多くの知識を得ることができる


「選読」の嘘
・使い道や好みによって同じ本でも、私には「いい本」になり、あなたには「つまらない本」にもなる
・私には「知っている内容が書かれた読む価値の低い本」にもなり、あなたには「読み通すのがしんどい難易度の高い本」にもなる
・読む前に「いい本かどうか」を悩むのは、「フォークとナイフどちらが便利?」「カレーと餃子どっちがおいしい?」と比較するようなもの

「選読」より大切なこと
・ダメな本も読んで、アイデアやアウトプットのヒントを得る

第2章 読書の質を高める3つの準備

メンタルマップ
本を読むモチベーションが途切れ気味だなという人向け。
・自分の人生の目標や行動を箇条書きにして視覚化したもの
・読書中に迷子にならないよう「地図(マップ)」を示してくれる
・何か行動を起こすとき、その理由、もたらされるメリット、期待していることなどを3つ箇条書きでメモに書き出す

キュリオシティ・ギャップ
読んだけどいまいち頭に残らない人向け。
・「自分があらかじめ持っている知識」と「本の中に書かれた自分が知らない知識」の差を意識することが好奇心を刺激し、内容が記憶に残りやすくなる
・「好奇心を強くくすぐられたとき、脳内ではモチベーションと記憶に関する部位が活性を高め、興味対象のみならず、その状態のうちに提示された情報に関しては、たとえ興味がないものであっても記憶に定着させようとする」

セルフテスト
どの本を読んでも途中でいつも挫折してしまうという人向け。
・なぜ読み進めることができなかったのか
・初めて読むジャンルなのに、難易度の高い本をチョイスしてしまった
→入門書から始める
・十分な時間とモチベーションが足りない
→スキマ時間に「とりあえず読んでみる」というスタンス

総評

社会人1年目の頃、読書をしたいとは思いつつなぜか途中で挫折してしまったり、内容が全く頭に入らないなど、本が読めなかった時期にであった本です。メンタリストDaiGoのYouTubeはよく見ていてこの本の存在を知りました。

改めて読み返すと、今やっている読んだ本をnoteに投稿する行為はアウトプットとして最強なのではないかと思いました。

非常に読みやすい本です。読書初心者の方は手に取って読んでみてください。

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