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教育関連部署に直談判。

こんばんは。新潟県湯沢町にUターンし、プログラミング教室で活動中の腰越です。

親として、また教育従事者として湯沢町の教育環境を変えたい!(=専門的なプログラミング教育を学校に導入したい!)と思い、今月は現状の湯沢町の教育状況を調べ、それを踏まえてお役所周りをしてみました。その活動記録をまとめようと思います。

ガチでWhy Japanese people状態。

まず大前提として何で僕が、湯沢町の教育環境を変えたいかというと、湯沢が(というか日本が)「時代遅れの教育」をず〜っとしているからです。

具体的には、「今後10〜20年後(=今の子どもたちが大人になる頃)仕事の半数が自動化される」と言われ、プログラミングの知識や技術は超重要であるにも関わらず、プログラミング教育がすごぉ〜く遅れているんです。

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↑調べた内容を表にしたけれど、途中謎単語が登場するので、超ざっくりまとめると。

・諸外国は実社会で使われているプログラミング言語を必修科目で習う(イギリスを例にすると授業でpython(「パイソン」といいます。youtubeとかfacebookに使用される言語です)を教えてくれてます。)

・日本では「プログラミング」という単元がまだ無い。もちろん専門的な言語を教える授業も無い。(というか、おそらく教える側のスキルが追いついてない)。あくまで「プログラミング的思考」(論理的に考える力)の土台を養うための授業を行う

という状況です。

現状を野球で例えるなら、

・イギリスは素振り等の基礎から実戦練習(練習試合)まで、上達するためのスケジュールがきちんと組んである

・日本は「基礎が大切だ!だから素振りをしよう!素振り!…練習試合?何言ってんだ!?ず〜っと素振りだぁぁ〜!」といって、卒業まで素振りをさせるスケジュール

となっています。これ、どう考えても日本の監督ヤバいですよね。

(ちなみに僕は陸上部とバレー部しか経験が無いので例えが違ったらすいません)

まぁこれは湯沢町に限らずほとんどの公立校が当てはまる問題だと思うのですが、日本は2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されたばかりで、これまでプログラミングを専門としていない先生方に指導をぶん投げている状況。私立校や都市部の学校の一部は既に民間企業と手を組み、授業として取り入れている所もあるものの、地方の学校でそんな動きをしている所は見られません。(もしあったら教えてください!)

はっきり言って指導者も教わる方も可哀想な状況です。

だから専門の指導者は入れた方がいいんです。

仮に僕のいるロボットプログラミング教室が入ればpythonだって教えられます。

現場の先生も。子どもたちも。win-winになると思うんです。

ちなみに湯沢町だけで言えば、2015年から保育園・小学校・中学校が湯沢学園(旧湯沢中学校敷地)に一極集中しているため、そこの改革が達成できれば湯沢町の子どもたち全員の教育環境を変えることが出来ます。(逆も然り)

せっかくなら、貧富の差とか家の事情とか関係なく、全員にプログラミングを教えてあげたい。

ということで私は、「プログラミング専門の講師として湯沢の子どもたちみんなに教えたいんです!」の一点突破で色んな方と話をしてみました。

お役所その① 子育て支援課

この部署は超簡潔に言うなれば「子育てしやすい環境を提供するために頑張っている部署」です。ここでは、湯沢学園の教員が不足していること(民間人の私に臨時教員のオファーを出したくらいなので結構大変そう)、そして地域交流センターという学園内の(限りなく廊下に近い環境の)教室が活用しきれていないことを知りました。

この辺の事情をうまく活用して、民間人が学校教育に入れれば、現場の先生方の負担減や子どもたちの多様な学習サービスの提供も出来、満足度も上がるのではないかと思いました。

お役所その② 教育委員会

本来ここも話をするべきだと思うのですが、ここでは以前別件で話をした時に「基本的に学校が決めたことに我々は従うから今後はそっちで聞いてみて」的なお役所返答を受けたので、ひとまず今回はスルーしました。(後日出来ればアタックします)

湯沢学園の先生

さて、ここが本題です。僕はまずアポ電しようとしたら、いきなり小学校の先生と直接対話することが出来たので、そのまま現状の学校でのプログラミング授業の様子を聞いたり、度直球で「民間人だけど、授業をやらせてもらえるよう今後検討してもらいたい!」という旨を話しました。

最終返答としては「ベネッセのICT支援員の方がいて、とりあえずそっちと何とかやってますので、色々ご心配ありがとうございます。」という回答でした。すご〜く編集して簡潔に書きましたが、会話は全体的に保守的というか、敵対的というか…う〜ん。って感じでした。

「教える現場の先生のニーズはICTのサポートや提案が欲しいんじゃなくて、変わりに指導してくれる専門家だと思うんです!(じゃないと負担減らないじゃん)」という提案も心に響かずでした。

結論、全然動かずって感じでした(まぁ公立校だし仕方ないけど)

でも諦められません。
綺麗事抜きにすれば、うちの子だって湯沢学園に通うんだから。

次回予告

町長に直談判。でもその前に新たな問題が。

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