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コロナの自分的備忘録

コロナで色々な事が変わったり進んだり停滞したりしたんだけど、なんとなく自分の周りで起こった細かい事について、後で見返せるような(エビデンスになるかな?)物を残しておこうと思って書いてみる。

別にどれが正しいかなんて論じるつもりは毛頭ないし、あくまで自分はどう考えてどう生きてどう自分と家族の生活を守るか?を中心に考えているので、当然違う意見もあるはずだし、時と共に変わっていくとも思っている。なので、なんか気づいたら追記するかも。

ちなみにトップ画はAmazonがオススメするテレワークセット

病院が意外とギリギリな状況だった。

普段から「病院に行く必要あるのかな?」っていう感もあった高齢者の習慣に入っていた通院に対して、病院には病気の方が集まるのでリスクがある、と考え方が変わってきた。

その結果、コロナを受け入れると通常の患者さんが来ないため経営危機になるという不思議なことに。

日本は人口あたりの病床数が世界一らしく、コロナ死亡率がヨーロッパより圧倒的に低い日本でも医療崩壊が起こるのは、何か別の要因があるんじゃないの? と思っているけどよく分からない。

たぶん多くの世代で「医者は儲かる」って思っていたけど、意外とそうでもないって事が分かった。

思った以上に日本社会は高齢者に最適化していた。

こんなに分かりやすく経済にブレーキ強めに踏み込んだり、代わりに現場で働く現役世代にお金を配ってガス抜きしたりするとは思っていなかったけど、支持率が下がると政府はすぐに動くんだなって思った。

良し悪しじゃなくて、民主主義政治ってこういうものなんだなって事だと思う。その結果、今年の超過死亡は激減しそうらしい。

これを踏まえてこれから現役世代としてどうしたらいいのかなって事を考えている。

日本は思ったよりお金が無い

日本の国家予算や自治体の予算では日本の経済を止めてその分を補償することができるほどのお金を持っていなかった。そりゃ国の借金もたくさんありますしね。

愛知県岡崎市の中根康浩市長が選挙時に公約に挙げた「全市民への年内5万円の給付」が、それをすると市の貯金に当たる資金が全て無くなることが分かったのは割と驚いた。結果、議会に賛成少数で否決されて、公約を守れなくなったらしい。

なんとなく政治家に限らずしがみついたり現状維持に傾いている人が透けて見えるような気もするけど、自分がそこに対してできる事は少ないので目の前の家族の生活を優先したいと思っている。

外圧による最適化が速い

「やった方が便利」だと進まないけど「みんながやらないといけない」だと一気に話が進む。

オンライン会議とかコワーキングとかテレワークとか、こんなに浸透するなんて思ってもみなかった。「最先端」じゃ人は動かないけど、「社会悪になりかねない」だとキャズムを一気に飛び越えることができた。(今思ったけど東京だけなのかな? 地方都市ではどうなんだろう)

PRや広報や宣伝や広告で意図的にこんな状況を作る事はできないだろうけど、動くときは動くんだなと思った。

この2年、海外在住の外国人の方と仕事でコミュニケーションを取っているので、より一層日本人と海外(アメリカ等)のメンタリティーや一般常識の違いを感じていたりする。

文化や歴史や地理や色々な影響があったりして面白い。

権威と主導権について

〇〇会、〇〇協会、〇〇連とか、業界団体っぽいところは多くあって色々な提言があるけど、そこに加盟するために多くのお金が必要だったり、一部の意見だけが重宝されたり、政治に対して意見を伝えるための組織になっていて、必ずしも「現場の意見を集約する」機能は無い事が分かった。

だけど、その業界に属さない一般の方々から見ると「その業界の代表」として見えるし、メディアもそういう演出をしている感じがある。

代表する役割も担っていないようだけど、大人たちがそれぞれの都合で声を大にしているだけなのだろうか。。。

たぶん、みんながみんな自分の手の届く範囲を守ろうと必死なんじゃないだろうか。そう考えるとそこまで責める気にはならないけど、その結果国として後戻りできないダメージを受けそうなら、責任ある立場の人は考慮した方がいいんじゃないかな、とかを考えている。

科学と感情

科学的に正しい事よりも、それぞれのポジションから見た最もらしいポジショントークが増えて、メディアも情報の受け手も「その中からどれを選択するか」というゲームを課される。

だいたい科学的に正しい事は票を集めず、多くの共感を集めた意見が世間の意見という事になってしまい、それが支持率や得票率に影響するので、政治もそちらに流れていってしまう。

現役世代の1人として見ていると、国民の意見を中長期的な視点で全体のために誘導することが出来ていないと感じているし、その道の権威でも政治家でも大臣でも「全体を見てマネジメントする」というのは相当ハードルが高いんだろうな。

まぁ日本だけじゃないんだろうけど、ちょっと引いてみるとパニックになっているように見える。

巻き込まれないように、情報の取捨選択と、自分が取り込むスピードと量もコントロールするのが正しい情報との付き合い方だと思う。

テレビを付ける時間を減らすのもいい効果があった。

などなど、また気づいたら追記する予定。

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