見出し画像

あなたの直感はだいたい正しい

初めて会った人の雰囲気、輪郭、表情、動作、声、などなどを見て、最初に感じたことを直感と表現するならば、その直感は正しいことが多い。


言葉では説明できないんだけど、たくさんの人と会ってそれぞれの人にそれなりに時間を割いてきて、同じようにたくさんの人と時間を共有してきた人同士で話をしても、ほぼ結論は一致する。

これは仕事の時ほどその傾向が強いようだけど、きっと何かしら考えている意図がどこかから漏れ出しているんだろう。

プライベートだとなんとなく紹介されたり集まったり友達の友達とか暇だったから、呼ばれたから、と目的意識が無くても出会ったりするけど、仕事であればその可能性は低いからだと思っている。


この人とは何か揉めそうだな。
この人はどこかで裏切りそうだな。
最後まで頑張り抜いてくれそうだな。
明るくて元気だけど短気ですぐ怒りそうだな。
外面はいいけど社内で感じ悪そうだな。

そういった直観はほぼ当たる。ただ、これをバイアスがかかっていると見ることもできるし、そういう目線で見ているからその部分だけがクローズアップされていると言うこともできてしまうだろう。この部分は個人の認識の範囲内でそういうバイアスを取り除いた状態を考えてもらうしかない。所詮すべては主観の話なのだ。


ここで勘違いして欲しくないのは、これはあくまで「自分と合うかどうか」という相対的なものなので、いいやつか悪いやつか、メリットかデメリットか、みたいな二元論で片付けられる話じゃない。間違っても「世の中全ては自分の価値観のもとに動くべきだ」というような感覚は持ってはいけないし、このダークサイドにとらわれた者は永遠にネットの闇をさまようことに。。。


話を戻そう。

とにかく言葉では説明できない感覚で、自分以外の人間を認識することができ、それが考えているよりもずっと重要だってことだ。

ぼくは(自分で言うのも憚られるが)なるべくいい奴でいたいと思っているし、誰からも好かれたいと思っているし、実際にある年齢まではそうやって生きてきた。

ただこの生き方は完全な性善説に基づいているし、悪意をもった人間ともフィルター無しで付き合うことになるので、後々にえらい迷惑を受けることがある。

それでもいいと思える人間 like a ガンジー a.k.a 無抵抗主義の方は別にいいが、実生活において、別の人間が得をして自分が負担を背負うようなことが続くと、精神衛生上よろしくないし、デフレスパイラルに陥ってしまう。

※無抵抗主義は実際には非暴力・不服従なので文脈に正確に沿っているわけではないが、字面がいいので使いました。

よく出会って〇秒で自分の印象は決まってしまうみたいな話もあるし、出来る限り他の人からの印象をよくするようにしたいと思うし、逆に出来る限り第一印象で本質を見誤らないようにしていきたいし、そういう人が増えることで質のいい関係が出来ていくんじゃないでしょうか。(なんか質のいいって言うと語弊があるけど)


長くなったけど、あなたの直感を信じてみて、良かったこと、悪かったことを自分なりのルールを作って統合することで、どんどん精度は上がっていくし、QOLがアガるよ!

っていう話でした。

過去に仕事のために直感に蓋をしてヤベーやつに振り回された経験を肥やしにしたいぼくより。





出し場所が無い文章は質より量でとりあえず出していけって言われました。サポートは本、映画、ライブやフェスに使わせていただきます。