見出し画像

◎なんでもやってみると次の景色が見えてくる

◎なんでもやってみると次の景色が見えてくる

先日日曜日にパターンを変えて、いつもだったらやらなかった海鮮市場散策をして、

そして、いつもなら買わないアサリを買って、
家で自炊をした話をしました。

その後、無性に魚を捌いてみたい欲求が出てきて、できるかどうかも考えずに、アジ(らしき魚)を買ってきて、とにかく捌いてみることにしました。

魚を捌くどころか、普通に身を切ることですら学生時代振りだったのですが、

Youtubeのデモがあまりにも簡単げに捌くものですから、

「こんなに簡単なら、僕でもできる!」と調子に乗ったのが、最後、

たかだか小型の魚、10匹を捌くのに小一時間以上かかってしまいました。

しかも3枚におろすことなど到底できず、
1匹目はグチャクチャ、2匹目以降は、ウロコを取って、頭を取り、内蔵を取り出すところまでで終わりとし、

刺し身にできるわけもなく、全て軽く油で揚げて頂きました。

腕が伴わないのは当然のこととして、包丁も全く切れず、そもそもこれだけ小さいと身も少なく、揚げるか煮るかする程度が一般的ということで、(そういう知識もそもそもない。)

散々な結果になったのです。

ですが、悪いことばかりではありませんでした。

僕が切れない包丁で魚と格闘していると、息子が寄ってきて、お父さんが何をやっているのかとても興味津々にしていました。

そしてその後も僕の大失敗の揚げた魚料理を、

「これ、めちゃ美味しいね!」と食べてくれました。

そもそも息子に魚をもっと食べてほしいという想いがあったので、これは本当に有り難かったです。

そして2つ目は、

またまた横で見ていた妻が、

「包丁切れないでしょう。魚、捌くんだったら、いいやつを買ったほうがいいよ。日本の板前さんが使っているようなやつ。」

と、料理をすることを後押ししてくれたんです。

今回、ふと一人で海鮮市場を散歩するという選択をしたことで、

魚を捌き、料理をすることにも、子供が料理に興味をもち、さらに魚を食べもらえるきっかけにもなったわけです。

(小骨をとるのが面倒に感じ、魚を食べるのを敬遠していたのですが、今回は好んで食べてくれました。)

大変興味深いものです。

いつものパターンから出て、新たな選択肢を見つけ、選択してみることで、新たな道が見えてくる。

それは別に、大きな決断である必要はなく、

「いつもとは違う道で、帰ってみよう。」

「今まで食べたいと思っていたけれど、なかなか選べなかったメニューを頼んでみる。」

小さなことでも、気になっていたけれども、行けてなかった、やったことがなかった、いつもとは異なる選択をしてみることで、新しい景色が見えてくるかもしれません。

是非お試ししてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?