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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/20 木)

-------------6/19ドル円相場--------------------------

FOMCハト派化で108円割れもショートカバーで持ち直す。

OP108.440 HI108.614 LO107.901 CL108.103

-----------6/19主な出来事---------------------------

08:50 日本5月貿易統計(通関ベース、季調前) -9671億円
前回+604億円 (568億円)
予想-12000億円

15:00 ドイツ5月生産者物価指数(前月比) -0.1%
前回+0.5%
予想+0.2%

17:30 イギリス5月消費者物価指数(前月比)+0.3%
前回+0.6%
予想+0.3%

17:30 イギリス5月消費者物価指数(前年比)+2.0%
前回+2.1%
予想+2.0%

17:30 イギリス5月小売物価指数(前月比) +0.3%
前回+1.1%
予想+0.2%
イギリス5月生産者物価指数(前月比)+0.3%
前回+0.2%
予想+0.3%

18:00 ユーロ 4月建設支出(前月比)-0.8%
前回-0.3% (-0.4%)

21:30 カナダ5月消費者物価指数(前月比) +0.4%
前回+0.4%
予想+0.2%

21:30 カナダ5月消費者物価指数(前年比) +2.4%
前回+2.0%
予想+2.1%

英保守党党首選3回目投票
ジョンソン氏:143票
ハント氏:54票
ゴーヴ氏:51票
ジャヴィド氏:38票
スチュワート氏:27票(落選)

FOMC声明
「労働市場は依然として堅調で、経済活動は緩やかな上昇を示している」
「見通しに対する不確実性が高まっている」
「今後のデータを監視し景気拡大を維持するため適切に行動する」(金利の変更に際して辛抱強くなるを削除)

FOMC経済見通し

GDP (3月予測)
2019年2.1%(2.1%)
2020年2.0%(1.9%)
2021年1.8%(1.8%)

失業率 (3月予測)
2019年3.6%(3.7%)
2020年3.7%(3.8%)
2021年3.8%(3.9%)

コアPCE(3月予測)
2019年1.8%(2.0%)
2020年1.9%(2.0%)
2021年2.0%(2.0%)

FOMC金利見通し
2019年
2.625%(+0.25%)1人
2.375%(現状維持)8人
2.125%(-0.25%)1人
1.875%(-0.50%)7人

27:30 パウエルFRB議長会見
「FRBは景気拡大のために適切に行動する」
「金融市場のリスクセンチメントは悪化した」
「多くの委員は利下げが適切だと認識」
「世界経済の先行きリスクが見られる」
「4年の任期を全うするつもり」
「今回利下げしなかった理由は、現時点で利下げ支持が集まらなかったため」

---------6/19株式・債券・商品-----------------------

日経平均 21333.87△361.16
豪ASX  6648.129 △78.130
上海総合 2917.803 △27.645
英FT  7403.54▼39.50
独DAX 12308.53▼23.22
NYダウ 26504.00△38.46

日10年債利回り -0.1370%▼0.0130
豪10年債利回り 1.339%▼0.030
英10年債利回り 0.865%△0.058
独10年債利回り -0.288%△0.032
米2年債利回り 1.7351%▼0.1292
米10年債利回り 2.0233%▼0.0362

NY原油 53.76 ▼0.14
NY金 1348.80▼1.90

------------6/20注目材料---------------------------

<国内>
08:50  対外対内証券売買契約等の状況
未定   日銀金融政策決定会合
15:30  黒田日銀総裁、定例記者会見

<海外>
07:45 1-3月期ニュージーランドGDP
11:35 ロウ豪準備銀行(RBA)総裁、講演
15:30 レーン・フィンランド中銀総裁、講演
16:30 デギンドスECB副総裁、講演
17:00 ノルウェー中銀、政策金利発表
17:30 5月英小売売上
20:00 BOE終了後政策発表
20:00 MPC議事要旨
21:30 1-3月期米経常収支
21:30 6月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30 前週分の米新規失業保険申請件数
23:00 5月米景気先行指標総合指数
23:00 6月ユーロ圏消費者信頼感指数
25:00 カーニーBOE総裁、講演
----- 英保守党党首選、第4回及び第5回投票
----- 欧州連合(EU)首脳会議(ブリュッセル、21日まで)

------------6/20きょうのひとこと---------------------

FOMCは完全にハト派スタンスに転換した模様です。7月にも利下げが決まる可能性が高まっています。ただ、パウエル議長の発言からも窺えるとおり、その利下げは「景気悪化の予防」のための措置でしょう。インフルエンザの予防接種みたいなもので、予防が奏功すればむしろ米景気は好調期が長引く事になるかもしれません。G20で米中貿易戦争の激化に一区切り付けられるかどうかが7月に予防接種を打つかどうかのカギになりそうです。

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