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いったいどうして?RMTに手を染める原因について考える

※本来は電脳対談ネタですが、アプリの利用規約に抵触する恐れがあるため、無料記事になっています。

SNSで「ソシャゲを引退するのでアカウントを売ります」というコメントを見て、「これRMTじゃないの?」と思われたとのことですね。以下の3つの質問にお答えします。


RMTとは?

RMT(Real Money Trading)とは、オンラインゲーム内のアイテムや通貨、アカウントなどを現実世界の金銭で売買する行為を指します。多くのオンラインゲーム運営会社は、このような行為を禁止しています。理由は、ゲーム内のバランスが崩れることや、プレイヤー間の公平性が損なわれるためです。また、RMTによって発生する詐欺やアカウントの不正アクセスなどのトラブルも問題視されています。

この発言の意図について

「ソシャゲを引退するのでアカウントを売ります」という発言は、RMTを行おうとしている可能性が高いです。この発言の意図として考えられるのは以下の点です。

  1. ゲーム内資産の現金化:長期間プレイして蓄えたゲーム内のアイテムやキャラクターを現金に換えたいという意図です。引退する理由として、生活費の補填や新しい趣味への資金調達などが考えられます。

  2. アカウントの価値評価:自分のアカウントがどれほどの価値があるのかを知りたい、またはその価値を他人に認めてもらいたいという自己評価の一環としての行動です。

  3. 他プレイヤーへの引き継ぎ:ゲーム内で培ったキャラクターや資産を他のプレイヤーに有効活用してもらいたいという意図も考えられます。しかし、この場合も現金取引が伴うため、RMTの一環とみなされることが多いです。

RMTをメインにする企業があることについて

RMTをメインにする企業やサービスも存在します。これらの企業は、ゲーム内アイテムや通貨、アカウントの売買を仲介し、手数料を取ることで収益を上げています。具体的には、以下のような活動が見られます。

  1. マーケットプレイスの運営:オンラインプラットフォームを提供し、プレイヤー同士がアイテムやアカウントを売買できる場を設けます。例としては、「PlayerAuctions」や「G2G」などのサイトがあります。

  2. ブローカーサービス:プレイヤーからアカウントやアイテムを買い取り、他のプレイヤーに売却することで利益を得る形式です。これにより、売り手は迅速に現金化でき、買い手は安全に取引を行うことができます。

  3. RMTのリスク管理:これらの企業は、詐欺や不正アクセスのリスクを低減するために、独自の保証制度やカスタマーサポートを提供しています。これにより、取引が安全に行われるよう努めています。

ただし、これらの企業も多くのオンラインゲーム運営会社によって違法とされる場合が多く、その活動は法的リスクを伴います。ゲーム運営会社がRMTを取り締まるために、アカウントの凍結やゲームからの永久追放などの措置を取ることがあります。

まとめ

RMTは、オンラインゲーム内のアイテムやアカウントを現実世界のお金で売買する行為を指し、ゲームバランスを崩すため多くのゲーム運営会社で禁止されています。「ソシャゲを引退するのでアカウントを売ります」という発言は、RMTの一環として見られることが多いです。また、RMTをメインにする企業も存在しますが、その活動には法的リスクが伴います。RMTに関する問題点やリスクを理解した上で、適切に対応することが重要です。

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