会社を創業して2年が経過し、思うこと

今月で株式会社メロン二周年です。

二年前、顧問会計士の kabanyasu やシャチョサンの yuta_mie と神保町で酒を飲んでカレーを食った帰り道、酔っ払って本郷まで歩きながら「社名どうする?」という問いに「Apple好きだしメロンでよくね」と適当なことを言ったら本当にその社名になりました。

今でも彼らのことは恨んでいます。メロンの綴り間違えてMellonになってるのに気づかなかった一橋大学MBAのシャチョサンも最悪です。工学博士の俺も気づかなかったわけですが・・・

そんな最悪な彼らと2年間も一緒に仕事をして、気づけば従業員も増えました。幼馴染の嫁とか研究室の後輩とか、 一番迷惑かけたくない人たちが会社にいます。最悪です。

とても最悪なんですが、良いこともありました。
それは、好きな人たちと好きな仕事をして、それが人の役に立っていることです。とても満足感があります。生きていて良かったとさえ思います。

人生、基本的に鬱でした。
今や大学教員やらスタートアップの取締役やら華やかそうに見える気がするんですが、幼少期はただの変な奴でした。
小学校で多動と注意力散漫がひどく障害を疑われ脳の検査をされたり(なんか大丈夫ってことになりましたが今で言うADHDだったんだと思います)、高校1年生では、家庭環境の影響で統合失調症と神経症を併発していました。妄想と幻覚、幻聴がひどくクラスメイトや部活の友達から「霊媒師」と呼ばれていたりしました。

ただ、人には恵まれていたと思います。
なんだかんだ友達は多く、ちょっと変わった言動をしても優しく受け止めてもらえてたなあと思います。高校でもイジってくれて良かった。みんなに感謝しています。

そして今も、人に恵まれたおかげで、こうして生活できていると痛感しています。幼馴染はデザイナーとして起業し一緒に仕事をしているし、会社で働いているメンバーも古くからの友人が多かったりします。
未だに会議に遅れたり仕事の優先順位がつけられなかったり、変なところにこだわって時間を守れなかったりしますが、めちゃくちゃカバーしてもらっていると思います。

これまでありがとう、そしてこれからもよろしゅう。

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