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EPSON R-D1所有後の雑感

今年1月にR-D1を購入しました。
これは、偶然個人売買サイトで動作状態不明、純正付属品は使えなくなったバッテリーのみの投げ売り品を5万円で買いました。

※うっかり買ったのはLeica Q2 MONOCHROMEとセットで使うため(カラー撮り用)だったんですが、いろいろ問題があって10日後くらいにSL2-Sをまたうっかり買う話に繋がります。問題については後半に書きました。

2004年発売の古いカメラですが、Leicaより先に世界初のデジタルレンジファインダーカメラとなった名機というものらしいです。

●参考情報

レンジファインダーヨドバシドットコム:EPSON R-D1xG 紹介ページ


これがEPSONから出ていたことが不思議に思う若い人は多そうですが、
プリンタとカメラとスキャナーをすべて売るメーカーが昔あった中の1社としてデジカメも販売していました。(当時だとキャノンのライバルとも言えたのかもしれない・・)

そんな名残は、EPSONのサポートページに残るのみ・・・。

そんな名機をうっかり買ったものの、純正バッテリーが入手不可。
調べた結果FUJIFILMの別カメラ用互換品(NP-80)が使えるので電気店で在庫を探してもらいつつ、フリマサイトで売っていた動作不明で箱入りの純正バッテリー買いようやく起動。

次にFW1.0はRAWデータ保存できないのでFW2.0にあげようとしたらEPSONのサポートではWindows用は提供がなく、MAC用に圧縮された更新用ファイルをなんとか解凍して更新しました。

●FW1.0の状態

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●更新完了後

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●FW2.0更新後

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いろいろな問題について

更新も無事終えたので試し撮りに使ってみたんですが・・
・気温が低い日(10度以下の日)だとシャッターが切れなくなる。
※シャッターチャージは出来てるけどボタンが無反応。

・15度超えの室内であれば、10回位は連続で切れる。

・シャッター切れなくなったら、バッテリを手に持って温めるか、SSダイヤルを小刻みに回す、電源入り切りすると復帰

と、撮影条件がなかなか厳しい感じでした。

写りの方は660万画素のCCDと思っていたものの最新のカメラに負けない感じで気に入ってはいるので、正常な個体(10万以上で最終型のR-D1x)に手を出すか、SL2-SをM型の母艦してこいつを手放すか、手持ち全部売ってα1かな・・という優柔不断な生活中です。

ただ、このシャッター切る動作の不安定はシャッターチャンス逃す事が多いので修理できるかできないか答えが変わってくるのかも。
※自力で直すから譲ってほしいという人がいたら交渉には応じたいところですが。

R-D1で撮影した写真