見出し画像

やっぱりビールが好き「ベルク」新宿

ベルクについては書籍も販売されておりご存知の方も多いはずだ。新宿駅東口の地下街、改札からすぐそばの少し奥まった部分に店がある。

こちらではビールを飲むために多くの人がレジに並ぶ。先にお金を払ってビールや食べ物を受け取るスタイルだ。ビール以外を頼む人もいるがおそらく少数派。ナマとおつまみにホットドック(日本ではホットドックはおつまみです)、また、レバーパテやハムなどがセットになったベルクセットなどを注文する。

店員の多くが役者志望やクリエイター志望のように見受けられる。店内に定期的に開催されている写真展もいかにも新宿のアンダーグラウンド調、サブカル文化を感じさせる雰囲気を持っている。

いまの新宿を生きる人たちが多く関わる、物語にあふれた店なのだろう。

しかし私がベルクに通うのは美味いビールとつまみが安く気軽にいただけるからなのだ。新宿のサブカル文化の外からこんにちは、そしてさようなら。酒飲みは冷酷かつ冷静である。

ビールは通常のものが3種くらい、黒ビールもあって、いわゆるハーフ&ハーフも楽しめる。ちょっと割高だがクラフトビールも提供している。こちらも樽で提供される。

また、本格的にギネスも頼める。カラメルの優しい味わいのギネス。もちろん冷え冷えだ。冷え冷えのギネスなんて地球上で楽しめるのはほんの一握りの地域のみなのだから…。思い切って1パイント頼んでしまうが吉。

おつまみの盛り合わせ、ベルクセットがなくなってきたら、香辛料が効いたピリリと辛い五穀米のカレーもおすすめだ。

店内の喧騒をよそに、ビール二杯、ギネス一杯、レバーパテやバゲットのコスパおつまみと手作りカレー…まんぷくまんぷく

いまの新宿を生きる酒飲み専用コース料理が完成する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?