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PANAMAMANのお蔵出し~浜松町・田町↔新橋編・有楽町編

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都内の食べ歩きなどなど、趣くままに書き留めています。
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2020年7月の記事一覧

悪食について「ボンディ」芝浦

誰にでも悪食がある。悪食の有名どころとは何だろう。よく広告やエッセイなどで見かけるのが、大手饅頭という白色の薄皮にに小豆餡がたっぷり詰まった小ぶりなまんじゅうを二つに割って、「ごはん」に乗せてお茶漬け(お湯漬け?)にするというもの。簡易的なぜんざいのような味がするのだろうか。文豪の味ということだが、真似しようとは思わないですね。饅頭は饅頭で、ごはんはごはんで食したい。これが飽食の世代というものなのか。 饅頭はともかく、ボンディである。東京にこの店ありと謳われるカレーの名店で

高い…でも美味い…「ル・パン・コティディアン」 芝公園

東京プリンスホテルの本館はもうずいぶんと古い。相当の旧式だ。でも、今の都心部のラグジュアリーホテルと違って、階層が低く、周囲に建物が少なく、そんなのんびりしたところがいいのか根強いファンがいる。「新館より旧館がいいのよね」というわけだ。お食事も宿泊も。 ル・パン・コティディアンはそんな東京プリンスホテルの敷地の外れにあって、港区役所や芝大神宮も近いところにある、この地にこのパン屋あり、の有名店。こだわりの素材を使った高級ベーカリーレストランだ。 そう、「高級」と名前に付け

BARってなんだろう「クエルクス (QUERCUS)」大門

BAR、バーである。バーってなんだろう。木のカウンターとグラスと、バーテンダー。バーで小粋にお酒を愉しむ人って、本当に存在するのだろうか。酒とたっぷりのつまみがないと楽しめない性質なので、遠い国のおとぎ話のような存在だ。 ゆえに、一度は行かないと。 ある日思い立って、バーに行くことにした。大門の、駅から少し離れたところにあるクエルクス。 ことらのバーでは、地元の会社員たちが気軽に立ち寄ることでも知られている。浜松町から大門にかけて、「元」赤坂プリ〇スのバーテンダーでした