ラグジュアリートラベルという業界
TravellinGorgeous®のコンセプトにある“ゴージャス”は、『高額な』や『豪華な』というラグジュアリー的な意味ではなく、『魅力的な』や『素晴らしい』という意味で選んだもの。いわゆるシニア向け感が強い中高年女性の旅ではなく、おとな女子旅ということで、ぴったりのネーミングになったと自負しております!ただし、“特別な旅”をプランニングするに辺り、ラグジュアリーの要素が含まれるのは事実ですし、また、コンビを組んでいるミスター・ホージョーがラグジュアリートラベル業界にも深く関与しているということもあって、TravellinGorgeous®チャンネルへご出演頂く方々は、こちらの業界関連の方が多くなっています。
これまでお話を聞かせて頂いた中、皆さんが共通して仰っていたことがあるのですが…。
『ラグジュアリートラベル業界は“違う”ので、そこを理解していることが大切』
数年前、3ッ星ホテルで高評価を得ていた人物が、いきなり某5ッ星ホテルの要職へ転職したケースがあったそうです。周囲の声は、『ホテルにとっても、本人にとっても、あまり良い結果にならないだろう』と言うことで一致していました。ラグジュアリーホテルでの経験が全くない中で、いきなり成果を出すのは難しい、ということ。
一般的な旅行観光業と、ラグジュアリートラベル業とでは、例え同じ役職名でも(支配人など)求められるスキルや資質が違い、仕事内容そのものまで違うからです。ホテルの格(星)とサービスは、比例していなくてはならないから、ということなのでしょう。
実際にこの厳しさを体験したことがあります。都内一等地にある有名な5ッ星ホテルのレストランで、スイスの5ッ星ホテルで営業部長をしている方々と食事を一緒にした時のこと。これまで悪い評判も聞いたことがなく、私個人的には、サービスもホスピタリティも都内で一番素晴らしいと思っているラグジュアリーホテルだったのですが、スタッフの一挙手一投足に対し、『あれはダメだね』 『ちょっと(判断が)遅いね』 などなど、スイスから来た彼らはヒソヒソ声でダメ出しの嵐!ええーっ、このレベルでダメ出しされるんだー?!と、ビックリしたものです。
後に、彼らがいるホテルへ泊ってみて、納得しましたが。
つい最近、TravellinGorgeous®チャンネルにご登壇くださったRitz Parisの佐藤さんの様に、ラグジュアリーホテルで働く方は、ラグジュアリーホテルを渡り歩きキャリアアップしていきますし、バジェットホテルのスタッフは、次の転職先もバジェットホテルということが、一般的に多いのだそう。
前出の話に戻ると、人伝に聞こえてくるのは、今のところ厳しい現状らしく。これは、“育てる”ことを考えずに採用した側の問題だと思うのですが…。『ラグジュアリーホテルは異世界』、ということであれば、そこの水に馴染むにはある程度の時間が要るはず。
世界のあちらこちらで、ラグジュアリートラベルに特化した商談会・展示会が年に数回開催されています。我らがミスター・ホージョーは、毎年積極的に出張していますので、TravellinGorgeous®チャンネルでもちょいちょい、ご紹介させて頂いています。今年の12月も恒例のカンヌ出張を予定しているとのこと。最近は、アップグレードした携帯&GoProでいろいろと素材を集めてきてくれるので有難い!こちらもどうぞお楽しみに。
おとな女子が本気で楽しめる旅:TravellinGorgeousのため、リサーチ&実体験を元にYouTube連動で活きた情報をお届けしていきます。2022年からはツアー催行します。ご支援頂けましたら嬉しいです。また、取材にご協力頂けるホテル/宿、観光業の皆様、ぜひご連絡ください!