一手損角換わりvs棒銀(現代将棋は、角換わりを制したものが勝つ。)


後手番で棒銀を採用しました。

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さてこの場面みなさんならどうします?

無題

選択肢は下記3つでしょうか。

1.▲5六角打 典型的な棒銀対策

2.▲3七金 手渡し

3.▲8八銀 攻め手をづらす 




正解は、コンピュータによると

「2.▲3七金」

無題2

以後は、

△8六歩打 ▲同歩 △同銀 ▲同銀 △同飛 ▲8七歩打 △8二飛 となり、

無題2

まずまずの展開でしょうか。



では、「1.▲5六角打」の場合

△8六歩 ▲同歩 △同銀 ▲8三歩 △7七銀成 ▲同桂 △6二飛 

無題3

△3九銀 の割打も残りますが、まだなんとか勝負形かと。

さすが、棒銀対策の5六角打・・・。



実戦では、相手の方が「3.▲8八銀」を選択されたので、何とか勝利!

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いやぁ角換わりは、研究し甲斐がありますね。


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