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スポーツ現場で使える情報収集ツール#03

今月のテーマである環境。今回は最小のクリック回数で結果を得ましょう!という内容です。

我々アスレティックトレーナーにとって、活動記録を残すのは必須作業で、その情報をいかに共有するか。または、その情報よりケガの発生、コンディショニングの改善にどの様な対策を練るか。この点についてはトレーナーの数だけ工夫があるとおもいます。

私の場合、通年で複数のチームと契約をし、期間ごとに関わるチーム数も増減します。簡単に言うと、関わるチームが多くなればなるほど、関わる選手も必然的に多くなり、扱う情報(データ)も多くなります。十分な時間があれば何も問題はありませんが、時間は有限で他に扱う仕事もあったりで時間をかけれない時も・・・・。

そこで、最小限のクリック(またはタップ)で、結果を得るためにインフラ整備が必要と感じました。
そのシステムを使ったとしても、数回はクリック(タップ)が必要。でも、1人につき1タップ削減できればチーム単位で捉えた時には結構な削減となっているのでは?と思った事があります。

今回はそんな話です。

|従来の収集方法は・・・。
従来は、L○INで作成しているグループを作成し、帯同ごとにそのグループ内にアンケートを投稿し、聞き取っていました。
関わった選手が多いほど、そのレポートの数も多くなります。つまりチェックする数が多くなる。=タップする回数も増える。→時間が掛かる。そんな重労働をしていました。

|ジレンマの打破
そのジレンマを解決したのが、G○ogleのサービス(無料)を使ったフォームの利用です。*このフォームの具体的な利用方法はこちらで詳しく説明しています。

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することはただ一つ!作成したフォーム(アンケート)をグループ内に投稿するだけ。

実にシンプル!!

すると・・・・・。

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選手個々よりレポートがあがってきます。


その結果より、気になる情報に対して個別に聞き取りを行います。       そんな一連の流れで全体の状況を把握し、個別に指示を出しています。

もっと効率の良い方法があるかも知れませんが、現状ではこの方法にて情報収集を簡易とし、必要な情報をくみ取り、そこから次の一手を考えています。

|結局大事な事って?
情報を収集する事が目的になってしまいがち。でも、重要な事はその情報より現状をどのように捉え、改善(対策)を練るか。
そう考えると、情報収集に費やす時間は最小限とし、そのあとの個別対応に最大限時間を割きたい!そう感じます。

前回に引き続き、皆さんの環境ではどの様に情報収集をされていますか?また教えていただけると幸いです!


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