人はこれを「無料」と呼ぶ
数日前に普通自動車免許を取った。
教習所代を全額用意する都合上、学部3年になってから教習所に通い始め、授業とバイトとサークルの合間を縫って春学期まるまるかけて第一段階を終え、夏休みの半分以上を第二段階に費やし、なんなら第一段階のクランクと第二段階のみきわめで2回技能教習をダブっている上に、府中に学科試験を受けに行った時は5時台に起きて最寄り駅に着いたにも関わらず今日必要なのは試験代だけではないということを完全に忘れていたせいでバスを横目に見ながら30分歩いて試験場へ行き、到着したころには午前試験の受付はすでに終わっており、午後試験までの実に4時間近くをファミマとデニーズで潰すハメになり、これで落ちたら2週間はトラウマを引きずるだろうなと思っていたので本当に良かった。
免許を取ってすぐに運転しないとペーパードライバーまっしぐらだぞと方々から脅されていたので、今日早速ゴールド免許の優良ドライバーを助手席に乗せて運転してきた。恐らく40kmぐらいは走ったと思う。
目的地としていた吉祥寺のヨドバシカメラではキーボードを見て回ったのだが、異様に軽い打鍵感、こんなお肌になりたいと思うレベルですべすべしたキーの表面、かな表記なしに加えてテンキー付きと全てが揃い過ぎている最高のキーボードを発見した。
買った。
今までは巨大な冷却ファンの上に置いたノートPCのキーボードを無理やり使うか、人からもらったメンブレンキーボードを使うかの二択だったが、私にはもうAPEX PROがある。
「人生最後のキーボード」なる激アツなキャッチコピーがついているそうで、80年間毎日26000回タイプしても壊れないレベルの耐久性だからだそうだ。仮に10年しか使えなかったとしても月225円。これは実質無料！！！！！！！！！！！！！！！！！！
というわけで、このキーボードを通したタイピング体験があまりに上質すぎるので、全く放置していたnoteで日記でも書いてみようと思い立った。
「なんでもいいからとりあえず打ちたい！」と思うぐらいには上質なので、多分しばらくはキーボード欲しい人に対してAPEX PROのゴリ押ししかしないイカれたオタクになっていると思う。
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