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つまみ細工「丸つまみ、半返し」特別講習でした!
「丸つまみ、半返し」とは何か?
でんぷん糊を使った江戸つまみ細工をやっている方にはポピュラーな技法。
盆栽町つまみ細工教室だと、初級コースーが終わってから取り組む「中級オーソドックスコース」二つ目の課題から、入ってくる技法です。
よく使われるのが
葉っぱ
つぼみ
チューリップ
など
画像で見ていただくと早いかな
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99469348/picture_pc_38193c8341d53fc27cd0cd792c3c37c9.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99469360/picture_pc_f7c9055285083acae8853ad3bb47bd36.png?width=800)
では、軽く解説を
作り方は
丸つまみから2段階踏んだもの
まず、丸つまみにします。
丸つまみをきれいにつくること、これご基本になります。
次に糊を適切な位置にのみ、しっかり染み込ませること。
ここまでできて、初めて「半返し」に進めます。
第一段階「半乾きにする」
糊板に並べた丸つまみを、糊板から取って、逆さにします。
こんな感じ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99782244/picture_pc_aea460d74ad5af32f7059c9bcc551544.png?width=800)
ここで少し他のことをして時間をつぶし…「半乾き」になるまで待つのですが、この半乾きにしてからの作業に適切な乾き加減が、
人によって違うのです!
なので、半返しを作る時最初の段階にプラスして、自分の手と、糊と、その時に使う生地との相性を見極めることが必要だと、何年も教えてきて気づきました。
ここをわかってしまうと、あとは折り紙で鶴を折る時のようなイメージで、折りたたんでいくことができます。
文字より動画の方がわかる方はこちらのYouTubeでご覧ください
ただただ半返しの葉っぱを作って葺くだけの、「淡々とつまみ細工」です
では、画像でも解説
まず、半乾きになったら「一気に作る」ために、深呼吸するなり、お茶を一口飲むなりして、気持ちを整えます。
そして一気に、まず半乾きになった「足」の方を観音だたみに。
折り鶴みたいですよね。
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ここで、数秒数えて、折った足が表の生地とくっつくまで待ちます
※注意※
ここの秒数、人によって、また、気温、湿度…などによって少しずつ変わります。
表と裏を持ち替え、丸つまみの背中(つまんで形にした時最後に立ち上げたところ)を一気にひっくり返します。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99783279/picture_pc_b3eff4112667b7c9f3448901d978a3bf.png?width=800)
すると、表から見てこのようになります
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99783385/picture_pc_fcda42e89a5d32fe55fa4f72c683a7be.png?width=800)
それを使って、先ほど書いたような葉っぱや蕾などを表現していきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99783497/picture_pc_2c21e96045be510c7557fa3149f41b76.png?width=800)
半返しはアレンジの幅が広がります。
丸つまみ、剣つまみを、ほんのちょっとアレンジして見せ方を変える…
昔の人たちはよくこんな仕組みを考えたなあと、毎回作るたびに感心してしまいます。
丸つまみは完璧!と思ったら、ぜひチャレンジしてみてください😊
盆栽町つまみ細工教室
4月開始受講生募集中
初心者体験講習は随時受付
048(783)4168(11〜17時) 月木定休
所在地 埼玉県さいたま市北区盆栽町84-2
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