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【対談】ゼロ高×N高-これからの新しい教育とは?

未来の先生展2018での学び


N高等学校副校長の上木原氏
×
ゼロ高等学院代表の内藤氏


新しい教育のスタンダードについて対談
 
心が痺れました。

僕も動きます。

ご紹介します。


各学校のご紹介をお願いします。


□ N高等学校 - 上木原孝伸 -

自分のやりたいことを見つけたい。
プログラミングのプロになりたい。
夢中になって動いていたら、不登校になっていた。そういう子ども達が、N高等学校にきています。


■ ゼロ高等学院 - 内藤賢司 - 

座学より行動
正直、動かない人は、動かない。
動く人には、その環境を与えたい。
一つは、ホリエモンの人脈を使っていきます。
コネクションを創り、学びの環境へとつなげていく。


□ N高等学校 - 上木原孝伸 -

N高等学校はまさに新しい学校。
今は、設計しながら創っています。
常に、トライ&エラーです。


■ ゼロ高等学院 - 内藤賢司 -

ゼロ高等学院の入試面談
何も動こうせず、入試の面談に来ている人にはいつも伝えています。『企業の人に声をかけてみたの?実際に自分で動いてみたの?それやってから、うちにきてよ。』って。

学校にスタンダードは必要か?

『いや、必要ない』


新しい学校を創る上での考え


■ ゼロ高等学院 - 内藤賢司 -

環境によって子どもの可能性を消すような環境をぶっ潰すこと、それが私のミッションです。

就職すれば安泰?
そんな時代はおわり。

自分がやりたいことを見つける学校が必要。
世の中に出て自分は何者になりたいのか?
自分の旗を立てる環境を創っていきたい。


□ N高等学校 - 上木原孝伸 -

高校のゴールが、大学受験になりすぎてる。
自分について考える時間がない。

大事なのは...
自分はこれから人生をかけて何を成し遂げたいのか?

考える時間を創ること。
なりたい職業ランキングで就職先を決めるのは、もはやナンセンス。

自分の志から『やりたいこと』を決める。
自分の好きなことを組み合わせて仕事を創る、そうしたビジョンを語る子どもたちがN高等学校にはいます。


これからの教育に教員は必要か?


■ ゼロ高等学院 - 内藤賢司 -

教員は必要な存在です。
ただ役割がかわってくるだけ。
ひとつは、子どもたちのモチベーション管理
できたときに褒める!
進路を叶えようと努力している子どものハートに火をつける役割が教師にはある。


□ N高等学校 - 上木原孝伸 -

生きる力とは…
情熱と英訳されている。

教師は、モチベーターの役割がある。
正解がない前提で、君は何になりたいのか?
情熱的な人たちが先生になる。
それが、生徒の心に刺激を与える。
教師は『教えなければならない』という必要はない。


■ ゼロ高等学院 - 内藤賢司 -

子どもには、まず...
やりたいことをさせてみるのが一番!
その過程で『あ、ほかにも必要だ』と気づき始める。それがもし、一般教養なら、それを学ぶようになる。実践の過程で『学びの必要性』に気づいていくんです。

そこから始まります。
主体的な学びが。

やりたいことを追求してる過程で、必要なことが見つかっていく。
そのときに『内発的動機』が湧いてくる。
必要になってから学びが始まる。

君の好きなことはなにか?
やりたいことは?
そこから始まります。


学校教育と社会とのズレが大きすぎる。

教育は...
答えがどこかしらにあり、そこへ導くことに注入

それに対して

社会は...
どうやって答えを見つけるか考える力が必要

分からないことを分からないと言えること。
そして、教師は、その問いに対して一緒に考えていく必要がある。


□ N高等学校 - 上木原孝伸 -

コミュ力がないといっている人が多いが...
コミュニケーションには種類もあるし、得意 / 不得意もある。会話が得意な人もいれば、文字の会話が得意な人もいる。自分の得意なコミュニケーションを選択していく、それでいい。


■ ゼロ高等学院 - 内藤賢司 -

トップの経営者たち
正直『成功者は性格がわるい』
ただ、情熱やこだわりが極めて強い。
その人たちは、自分の世界を自分で創り出してきた。自分の池を創り出した。
ドロップアウトする世界を捨て、自分の手で創り出した。
根幹である『嘘をつかない・誠意をもってやる』そこさえ外さなければ、あとは自由にやっていい!

そして...
楽しんでる人とコネクションしよう!
自分の選択肢を増やすことが大事です。

大人は、まず自分の楽しめることを探す。
疲れて腐った顔してるから、子どもはそんな姿を見て、やりたいことが見つからないのもある。教師も、自分の得意なジャンルに飛び込め!


『楽しんだ顔で周りを幸せにしろ』


最後に
やりたいことが見つからない人へ


■ 任天堂社長の岩田聡の言葉

あんまり自分はがんばったと思わないのに、周りから褒めたり評価されたりすることはないか?実は、それが自分の『やりたいこと』だったりするよ。


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最前列で、お二方の対談を聴き
好きな教育分野で自分にしかできないこと。
その問いの答えの探し方を見つけました。
鈴木拓資

最後まで読んでいただきありがとうございます。