グッバイ、独身

 よほどのことがあったから、noteに向き合ってみる。前回のnoteから1年くらい更新していないことに気づいた。普段文章を書くことが多いので、何かがないと書く気が起きない。一方で、自分のデトックスのためにまめに書いた方がいいとも思う。手書きの日記も考えたのだが、手書きはめんどくさいので却下。
 2月末に付き合い始めた彼女に、4月末にプロポーズをして成功した。5月初めから同棲を始めて、相手の親御さんや親戚に挨拶回り。これが億劫だった。そもそも人付き合いは円滑にできなくはないが、そんなに好きではない。「結婚」となると、彼女だけじゃなくてその「付属物」も受け入れていかなければならないということを痛感した。逆も然りである。
 同棲自体に色々悩むこともあるが、察してというのはダメだというのが一番の気づき。察してというのは、自分のモノローグの中に相手を巻き込もうとすることである。結婚しようがなんであろうが、所詮人は他人である。こう考えてみると、研究テーマであるバフチンの対話原理における対話を自分なりに実践できる良いチャンスである。僕は、元々(今もそうだが)独りで活動するのが大好きである。でも、同棲してみると、誰かがいても別に構わないかなとも思えるようになってきた点で、同棲には慣れてきているのだろう。

 ところで、同棲を開始したわけでもないし、入籍をしたわけではないこのタイミングでなぜ結婚の話を書くのか?それは、明日結婚指輪を買いに行くからです。
 結婚指輪を買うというイベントは、同棲を開始するよりも「グッバイ、独身」を感じさせられる。なぜだろう。原因は不明なので、買った後にでもまた書こう。

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