ああ、ダメな僕がまた盛り上がっている

 誰もやりたがらない業務を空いている人がいないからということで「ご指名」いただき、今日はそれを遂行してきた。誰もやりたがらないということでもちろん僕もやりたくない。でもやらないといけない。僕はこの辺の気持ちの整理がとても下手なので、業務前に自分にとって刺さる曲を聴くことにしている。今日は現時点での曲を記録しておく。これも何年か経ったら更新されるだろう。

 この曲は、僕のアンセムである。尊敬するチバさんが「悲しみはもう捨てていいよ」、「明日はきっと青空だって お前の未来はきっと青空だって 言ってやるよ」と言ってくれるので、億劫でも失敗しても大丈夫だと思わせてくれる。The Birthdayのチバさんの歌詞は暖かい。成熟した男の優しさが十分に表現されている。
 高校生の頃に初めてThee Michelle Gun Elephantに出会い、早十数年。「青空」以外にも大好きな曲はたくさんある。チバユウスケという人はいつも僕に寄り添ってくれ、僕の生きる糧になってくれている。気が向けば、別記事でそのことに触れてみようかな。

 深い意味はないが、与えてくれる衝動が僕を奮い立たせる。特に、アベさんの「スモーキン・ビリー」のギターソロと「デッドマンズ・ギャラクシーデイズ」のギターリフを聴くと、社会人としての戦闘モードに入れる。
 余談だが、近年某アイドルが「スモーキン・ビリー」をカバーして話題になっていたので一度聞いてみたが、僕はミッシェル原理主義者なので許容できない。元々某アイドルのファンだったのだが「カナリヤ鳴く空」をカバーしたので、ファンをやめた。
 アイドルもロックも好きだが、僕の「聖域」には手を出さないでほしい(あくまで個人の感想です)。

 これもイントロからドンと疾走感と衝動が突き刺さってきて、どんな陰鬱な時でも「よしやるか!」という気持ちになるのでとても助かっている。
 ミッシェルは書き出すとキリがないな。

 この曲も僕のアンセムである。この曲は、「どうせ上手くいかなくて落ち込むからやりたくない」という僕のネガティブを衝動で破壊してくれる。始まりの「私は人生複雑骨折」から「ビューティフルに生きて死ぬための人生 人生」というサビまで全てが好きな曲だ。志磨遼平という天才が描く出す「青臭さ」が僕にはとても刺さる。チバさんの「成熟した男」に比べ、パンクというモチーフを表現していた毛皮のマリーズの志磨さんの「青臭さ」も僕は大好きだ。僕という人間は、いくつになってもこのような「青臭さ」というものが抜けない。The Birthdayが表現している成熟した男という理想とマリーズが表現していた衝動のような青臭さの両面を持ち合わせていたいなと思う。「ビューティフル」な生き方がなんなのかはわからないけど、人生を振り返った時に「ビューティフル」な生き様してるなと思えるように日々過ごしたい。

 「ああ、ダメな僕がまた盛り上がっている」時に聴くとその僕を優しく包み込んでくれる曲。サビのテンポが気持ち良くて、浮遊しそうになる。サビで「パンク フォーク ラップ えっとなんだっけ なんでもいっか あっとおどろく 音楽を」となにもかもを曖昧にしていくのがとても好き。何でもかんでもカテゴライズするのではなく、本質的に大事なことがあるでしょうと志磨さんが言っているような気がして、とても共感できる。

 最後は「タンポポ」。僕はロックを聴いて育ってきたので、正直このジャンルの音楽に関しては全くわからない。でも、ZORNはリリックが刺さるので大好き。「常にそう ステージ上 有言実行 胸に問う 夢 理想」というリリックは、ラッパーのような表現者だけじゃなくて、教育学を研究し、実際に学生に教育を行う僕にとってもとても刺さるものである。

 とまあ、長くなったがこの程度で。適宜書き足していくのもありだな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?