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学生時代の部活動

私は運動神経が良い
・・・は、昔の話。

劣等感

私は2月生まれで学校の定める年度制においては「早生まれ」という名の実質は遅く生まれた子供だった。そのため、同級生の中で体が小さく、背の順で並ぶと1番か2番だった。ちなみに男の子。

3歳くらいから意識があり、
その頃から運動能力で薄らと劣等感があったのを覚えている。

思い上がり期

小学生の3年生くらいになると体の成長差が少なくなってきて、
当時の体育の先生からも「〇〇はなんでも見たら(同じこと)できるから今日は他の子をサポートして」みたいな扱いになっていた。
この頃から運動神経は良い方だと自覚していた。

部活動はじめ

小学校の4年生から部活動(任意)があって、私にはそれが「放課後に好きな遊びができる何か」のような印象だった。部活に入ってる子供が少し羨ましかったが、自分がやることを考えると不安と興味が入り混じってモヤモヤとしていた。

友達の多くはサッカー部とかバスケ部とか剣道部に入るが、
小さい頃からずっとサッカーやってます!みたいな人と同じスタートを切れないだろうという感覚と声出すスポーツが嫌で応募しなかった。

代わりに私は陸上部を選んだ。
理由は足が早かったから。

陸上部時代

小学校の陸上部では種目はあまり明確に決まってなく、全種目を全員やってみるみたいなスタイルだった。練習は辛いけど放課後に友達と何かやるという時間は楽しかった。
一番楽しかったのは夏場のプールトレーニング。
一番辛かったのは雨の日の校舎の階段をひたすらダッシュ。

最終的には私は100mと200m の選手をメインでやっていた。
400m、800mにも手を出したが距離が伸びると駆け引き要素も入ってきて別のスポーツだと感じたのでやめた。

陸上部終わり

小学校6年生の大会で、当時私は100m 13秒台でそこそこ早いと思い上がっていたところ、100m 12秒前半台の人と当たって、走ってる最中にその人の背中しか見えなくて「これは勝てない・・」と完全に心が折れた。

部活動はじめ2

中学に上がったら部活動が強制参加になっていた。
陸上は心が折れたのでやりたくないが、他にやりたいこともないという気持ちでモヤモヤしていた。

中学になると新しい部活が増えて軟式テニス部が女子と触れ合えると人気だったが私は女子と話せないコミュ障だったので早々に除外した。

そうしているうちに部活に参加していない数人が一箇所に集められた。
残ってるのはヤンチャな面子しかしなかった。

私は怒られるのかなと思っていたら教育指導の先生が「ウチで面倒見ます」と言って全員柔道部に入れられた。もちろん他にやりたい部活があればそれでも良いという最終選択の余地はあったがそのまま入部した。

柔道部時代

柔道に本気の人もいたがヤンチャな奴が多いなが第一印象だった。
前段で書いた通り、ウチの学校ではある種のヤンチャボーイ達の更生施設なのだから。。

でも本当はただのやりたい事がないボーイの集まりだった。
そんな気持ちの集まりなので他校との合同練習とか参加したら本気の人たちに乱取り(という柔道のマッチング対戦練習)でボコボコにされた。

ボコボコにされてはいたが、日々の練習の甲斐あって僧帽筋は膨張してたし、腹筋割れてたし私の人生で一番カッコいいフォルムだったのはこの頃と思う。

ちなみに昇段試験も個人戦も出てません。
団体戦の先鋒か次鋒で出て判定勝ち狙いのつまらない泥試合をしていました。

柔道部の終わり

最初は戦うとか、大会に出ることがすごく嫌いだった私。

中3年までやって夏の大会が終わり、あとは高校受験という時に顧問の先生から合同練習と練習試合やるけど来る?って言われて「行きます!」って答えた時に顧問の先生から「お前最初の頃、大会とかあるとすぐお腹痛くなったりして逃げてたし、練習嫌がってたけど3年経って変わったね。」って言われて3年間近くで見守ってくれた人が目に見えない変化を誉めてくれるが嬉しくて泣きそうになった。

高校での部活動さがし

高校になった。部活動は任意参加だった。
中学の経験で柔道部に誘われたが正直、興味はなかった。
やりたいこともなかった。
友達にバンドやらないかと誘われてバンドを始めた。

他校の女性ボーカルと組んだバンドの練習のため、週末に原付でスタジオに行くという少しインモラルな感覚がする生活を送った。
私の部活動は中学で終わった。

おわり

「#私のスポーツ遍歴」というお題を見つけて学生時代の部活を振り返ってみたnoteです。
中学3年の以来、運動習慣がなくなってしまった。
直近はリモートワークで毎日座りっぱで足の筋肉から減ってきたし。。
日々衰えを感じる。

知り合いの誰か私をスポーツに誘ってくれないだろうか。。

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私のスポーツ遍歴

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