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元スタッフがおすすめするコンパクトソロテント FORCLAZ Trek 900 ※追記あり

みなさんはどのようなキャンプをされますか?
私は圧倒的にソロキャンプ。しかもバックパックソロキャンプ

「キャンプギアはコンパクトであればあるほど良い。」

と、私は勝手に思っております笑笑
今回はそんな私がおすすめするコンパクトなソロテントをご紹介します!
以下バックパックソロキャンプ初心者向けの内容になるのでテントの詳細を知りたいという方は飛ばしちゃってください!!



まず初めに

バックパックソロキャンプってどんなキャンプスタイル?
その名の通りバックパックひとつで行くソロキャンプです。
キャンプといえば、

車にたくさん荷物を詰め込んで行ったり…

バイクに載せてキャンプツーリングしたり…

といったさまざまな移動手段に合わせたスタイルがあります。
バックパックソロキャンプもそのひとつです。
個人的に最大のメリットだと思うのは公共の交通機関が使えるところ。電車やバスを乗り継いでそこからは徒歩で…
キャンプ地次第ではハイキングも楽しめたりします。
何よりコンパクトなキャンプギアが魅力的!(私だけかも)
背中にあるものだけでキャンプができてしまうところにロマンを感じます笑


バックパックの大きさは?

CAMP HACKさんの記事によると一泊するのであれば30Lはあった方がいいとのこと。

YouTubeで「バックパックソロキャンプ」と調べて、上位に出てきた動画です。
サムネからもわかるように非常にコンパクトです。両方ともマックス容量は40Lですね。当然持っていくギアの数や季節によって変わってきますが、持ち運びしやすい大きさ、重さを考えると40L前後がベストそうですね。


ソロキャンプに必要なギアは?

バックパックの容量を40Lとすると、それに合わせたギア選びが重要になります。ここでどれぐらいコンパクトなテントを持っていけるかが決まってきます。
まず一泊する上で必要なのは、

  • テント

  • 寝袋

  • マット

この3つは最低限必要です。上級者ともなればテントを使わずにタープだけで一泊したり、ハンモックだけで!なんて方もいますが、基本的にはこの3つが必要になってきます。初心者の方は3つ目のマットを忘れがちですがこれもマストです。マットに関してもまた機会があればnoteを書きたいと思います。

この3つに加えて必要とされるものが、

  • 調理器具

  • テーブル

といったところでしょうか。調理器具は「食材からの調理をしない!」という方でも最低限インスタント食品の調理にお湯を沸かしたりするために小さめのポットやメスティン、シェラカップといったところがあるといいでしょう。また加熱するための熱源も必要です。
テーブルはコンパクトなものをひとつ持って行っておくといいでしょう。平で安定した場所を確保できるので調理に役立ちます。

そしてあると便利なのが

  • イス

  • 焚き火台

などですかね。
テーブル持っていくのにイス無いのは不便じゃない?
と思われるかもしれませんが、イスは折り畳みの座布団で十分です。
折り畳みであってもイスは嵩張るので、荷物の容量が厳しい時は持っていかないという選択もありです。

これらのギアをバックパックに入れるわけですが、寝袋は季節によって大きさも変わるので、最低限必要な3つだけでもかなりのスペースを必要とします。
またバックパックのサイズもほとんどの場合で横幅の長さに差はありません(人間の腰幅を大きく超えるサイズのものは少ないです)。となると後は縦幅で差が出ます。先ほどの40Lのバックパックですと縦幅が60cm以上はありますが、もっと小さいバックパックでは50cm前後となることもあります。
その中で私がひとつ基準としているのが「テントの収納時の長さ40cm」です。
コンパクトなソロテントは私の経験上この40cm前後に集中しています。その中でも40cm未満のテントというのはかなり少ないです。
またサイズだけでなく、重さも重要です。バックパックキャンプはなるべく軽いものを選ばないと大変です。テントの重さは「2kg以下」が理想的です。重さに関してはテントの構造や材質次第で実現可能なので選択肢は広いです。
そしてこの二つの基準を満たしたソロテントこそが今回紹介するTrek 900です。



FORCLAZ Trek 900

Trek 900
¥24,900-

導入がかなり長くなりましたがここからが本題、テントのご紹介です。
このFORCLAZ Trek 900というテント、ソロキャンプ初心者の方はもちろんのこと上級者の方でもご存じないかと思います。
このテントはフランスの総合スポーツ用品店 DECATHLON (デカトロン)のアウトドア・トレッキングのオリジナルブランドFORCLAZ (フォルクラ)から展開されている商品です。

実は私、このデカトロンの元スタッフなんです。日本ではまだまだ知名度の低いブランドですが、他のアウトドアブランドにはないユニークな製品もあるので是非注目していただければと思います!

それではまず簡単にTrek 900のスペックを紹介します。

FORCLAZ  Trek 900

1人用の半自立式トレッキングテント。3シーズンに対応。軽量&コンパクト。
・総重量1.3kg。コンパクトに圧縮できる4.2Lバッグ。サイズ39×11×10cm。
・幅60cm /人。ベッドルームの高さ95cm。ドア1つ、オーニング1つ、ポケット3つ。
・60km/h(階級7)の風に耐える仕様:風洞内の回転盤に設置して検証済。
・水柱テスト(耐水圧):フライシートは2,000mm以上。ベッドルームのグランドシートは3,000mm以上。

※公式オンラインショップより引用

公式オンラインショップ    商品ページ

テント内の寸法です。

Trek 900 寸法

シュラフのイラストからわかるようにかなり内部は狭いです。人ひとり横になるスペースのみ、とてもシンプルな構造です。実際に入ってみると最初はかなり圧迫感を感じます…が、天井の高さが最大で95cmというのはかなり快適です。起き上がった時の空間にはかなり余裕を感じます。実際にキャンプで使ってみると圧迫感はそこまで感じません。なによりシュラフに入っているためそこまでテント内のスペースを必要としないというのもあります。

製品の詳細なスペックはオンラインストアの商品ページをご覧下さい。

ここからは私の独断にはなりますが、初心者の方にもわかりやすいTrek 900のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

① 組み立てに必要なパーツが全てまとまっている

ポール、インナーテント、フライシート、ペグ
全てが袋にまとまっている

ポールからインナーテント、フライシート、ペグにガイロープ、更にはポールが折れた時の応急処置パーツまで、全てが袋にまとまっているんです。
無いのはペグハンマーぐらいでしょうか。ペグハンマーは正直なくても落ちてる石とかで代用できます。コンパクトながら全てがまとまってるのはありがたいです。

② 収納時の長さが40cm未満

500mlのペットボトルと比較してみて

前述の通り、個人的には40cmがひとつボーダーラインになるのですがこのテントは39cm!ポール込で40cmを切ってしまう圧倒的コンパクトさがなんと言っても魅力です。また収納時の直径も10〜11cmとスリムなのも高ポイントです。

こちらの記事にコンパクトなソロテントが特集されていますが、かなり優秀な方ではないでしょうか。


③ 価格が安い

Trek 900のお値段、¥24,900!
先ほどのYAMA HACKさんの記事に出てきたテントと比べてもほとんどのテントより安いです。ちなみに私が購入した時は¥19,900でした😭
コロナによる製造コスト、輸送コスト等の高騰により値上がりしてしまいました。昨今の物価上昇の影響を受けて再び値上げ…なんてこともあるかもしれません。検討されている方はお早めに購入されることをおすすめします…!!


④ 前室にフロアがある

標準で前室にフロアがあるのはありがたい

このテント、寸法のイラストを見てもらってもわかる通り前室がかなり広いです。広い上にその半分はフロアがあるので荷物を汚さずに置くことができます。
私は収納時にテントが汚れるのはいやなので、グランドシートを使用してしまいますが、グランドシートなしでも荷物を汚さないスペースを確保できるのはありがたいです。また、フロアには壁もあるため風に乗って砂が入ってくるのを防ぎます。細部までよくできています。フロアのあるところには荷物を、フロアのないところには脱いだ靴を置くことが可能です。
私の場合は防犯のために就寝時にテーブルなどを全てこの前室に入れてしまいます。バックパックソロキャンプの荷物なら全部収まるぐらい広々した前室です。


デメリット

ほとんど思い浮かばないぐらいですが、強いて言うのであればというのをご紹介します。

① 真夏の使用には少し暑い

インナーテントのメッシュ部分は上半分

これはデメリットと言うべきではないのかもしれません。コンパクトなソロテントではインナーテントがほとんどメッシュのものもあります。このテント自体はスリーシーズン対応のものなので、メッシュもインナーテントの上部分のみになっています。実際に11月頃に使ったこともありますが、シュラフさえ適正なものを使用していれば問題なく使えそうです。ただ夏となると体の部分はメッシュがないので風がやや通りにくいです。コンパクトな扇風機などを天井から吊るしてあげたりすると快適です。
また暑さ問題繋がりで言うと、このテントは遮熱・遮光機能がありません。デカトロンのテントには遮熱・遮光に優れた「FRESH&BLACK」という機能を搭載したモデルがあります。この機能があると直射日光の下でもテントの中を真っ暗に保ち室内の気温の上昇を防ぎます。
しかしながらFRESH&BLACKがなくても木陰に設営したり、タープと併用するのとでこの問題は解決可能です。大型のファミリーテントでリビングルームがあるものですとこのFRESH&BLACKは重宝するでしょう。

② テントの実物を見ることが出来ない

これは少しデメリットです。2022年の6月、7月をもってデカトロンの直営実店舗が閉店してしまいました。デカトロンが日本撤退したわけではないので商品はネット通販等で購入が可能です。今後は直営オンラインストアに加えてアウトドアショップ等での取り扱いも増えていくそうなので、商品の販路は広がっていきそうですね。


まとめ

以上私がオススメするコンパクトソロテント、Trek 900でした!
なかなか文章だけで魅力を伝えるのは難しい…
ぜひ手に取って、使っていただきたいテントです!

こちら海外の方の動画ですが、実際に設営してる様子を見ることができます(めちゃくちゃ雨降ってますが)。
また公式ホームページにわかりやすい設営・撤収動画もあるため参考にしていただければと思います。

ちなみに私もこのテントを使用したキャンプ動画をアップしています!

#2 anelloの17Lビジネスリュックでバックパックキャンプへ行く 【前編】

#2 anelloの17Lビジネスリュックでバックパックキャンプへ行く 【後編】

今回はanelloの17Lのビジネスリュックひとつでバックパックソロキャンプに挑戦しました!17Lのビジネスリュックにもこのテント入ります!
日本人の動画でTrek 900 1人用を使用しているのは私だけではないでしょうか?
コンパクトさの魅力が詰まった動画になっていますので是非見てください!(今回のキャンプについてもまた後日note書きたいと思います!)

最後に今回紹介したTrek 900の購入リンクです♪
デカトロン公式オンラインストアはこちら↓

またデカトロン公式楽天市場ストアもあります!
こちらから購入すると楽天ポイントもたまってお得なので是非チェックしてください!

【追記】
2022年7月4日〜11日まで全会員ポイント10倍キャンペーンやってます🔥
こちらのテントなかなか定価以下で買えるチャンスはないのでぜひこの機会にチェックしてみてください!!


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