20240502_神子田朝市
朝の6時頃、神子田朝市へ行く。
気温は6度。
5月のはじめとは言えど、風が吹くと身に応えるような寒さを感じる朝。
観光客やら地元の人やらが道ゆく中、淡々と暖をとる露店の人達。皆慣れた手つきで薪を焚べ、駄弁り、餅を焼いている、そんな風景。
歩く自分達に迎合する訳でもなく拒絶する訳でもない。その時間がとても心地よかった。そこには淡々と繰り返される彼ら(彼女ら)の日常があったからだと思う。
家を出て、店を構え、語り合い、店を畳み、帰ってゆく。そしてまた明日も。
飾り気のない素直なコミュニティに無条件にお邪魔させてもらう。その時間が朝市に足を踏み入れた人の気持ちを飾り気のない素直なものに戻してくれる。
「足が痛くて、今朝山菜とるの大変だったじゃ」自然と笑みが溢れる。
地産の季節の新鮮野菜とかを買える幸せに加えて、それは神子田朝市のプライスレスなお土産のかもしれない。
そんな素敵なコミュニティに毎日行きたいところだが、早起きは得意ではないので、意を決した時にまた行けたらいいなと思う。
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