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iPhoneと公式TOEIC問題集の進化をたどる
2023年の年末に「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10」を購入。
![](https://assets.st-note.com/img/1706957341513-W8Yt5wfUoE.jpg?width=800)
写真の背景こそ編集したがスマホで雑に撮った写真でも、このかっこよさ!
これは、iPhone X登場に匹敵するの衝撃と言える(個人の感想)!
(「公式TOEIC問題集 X」にしてほしいと思えるくらい)
![](https://assets.st-note.com/img/1706957402044-ssst2AKVOQ.png?width=800)
iPhoneの進化
TOEICから話は逸れるが、iPhone 1st genからiPhone Xまでの10年の進化をたどってみる。
iPhone 1st gen.
発売日:2007年6月29日
ストレージ:8GB
スクリーンサイズ:3.5-in.
スクリーン解像度:320x480
カメラ解像度:2MP
iPhone X
発売日:2017年11月3日
ストレージ:256GB(32倍)
スクリーンサイズ:5.8-in.(1.6倍)
スクリーン解像度:2436x1125(7.6倍)
カメラ解像度:12MP(6倍)
ホームボタンの廃止
iPhone 7でイヤホンジャックの廃止!
すさまじい進化(変化)だ。
公式TOEIC問題集の進化
話をTOEICに戻して、公式TOEIC問題集の7年の進化(変化)もたどってみる?!
公式TOEIC問題集1巻が2016年10月14日に発売され、10巻が2023年10月19日に発売された。
(筆者は、4巻から公式TOEIC問題集ユーザーなので、5年くらいの変化のみしか知らないが。)
変化の内容(個人の感想を含む)
10巻で、はじめて、表紙にカラーの記号が登場
しかも、1~9巻までの表紙の背景色が円形に並んでいる!
これに気づいたとき正直震えた!
5巻からリーディングパートの音声がダウンロード可能に!
英文をしっかりと理解していないと正解できない問題の増加
話の流れから正解を推測しづらく変化
新展開が続々登場
プリンターが故障してテクニシャンを呼ぶ流れなんて古い
冒頭のサンプル問題の安定感
高品質はそのまま維持
10巻でもCD付属は健在!
![](https://assets.st-note.com/img/1706957712971-rpxBqf9xX4.jpg?width=800)
4巻と10巻を比べると、10巻の方が難しいと感じることもあるが、小手先の対策が通じなくなっているだけとも感じる。
4巻を改めて解いてみると難しいと思う問題があるが、
「出題者は、たぶん、これを正解にするでしょ」という感覚を使って正解できてしまうことが10巻より4巻の方が多い気がする。(英語の能力とは無関係)
![](https://assets.st-note.com/img/1706957906888-hdl4RAEHMj.jpg?width=800)
10冊、すべてを読破するとこんな感じになれるかもしれません。眼を瞑れば、TOEICの世界で起きた様々なエピソードが思い浮かぶみたいな。(でも、TOIEC界のエピソードって記憶に残りにくいんですよね...)
公式TOIEC問題集の品質の高さ
公式TOIEC問題集の品質の高さについて感想を語ろうと思います。
公式TOIEC問題集は、巻を買い間違わないように(同じ巻を複数冊買わないように)、巻ごとに色と形を変えていると予想されます。
解説の注釈やレイアウトなど、誤解が起きないように、読みやすく、わかりやすいく構成されているという、印象を受けます。
公式TOIEC問題集は「問題集の本冊」が先にあり、「解答と解説の別冊」が後にある構成をしています。
問題集の方が薄いので、問題集を別冊にして、後に付属する構成の方が理にかなっているとも思えます。
一方で、はじめて本を開くときに、正解を先に見てしまうリスクを考えると、問題集が先の構成の方がありがたいとも思います。
初めての問題集の場合、答えを先に見ないように、結構、慎重になる筆者にとっては、ありがたい配慮です。
そんな、やさしさだらけの公式TOIEC問題集ですが、
公式TOEIC問題集の中の問題に登場する会話やメールや告知などは、
わざと、ミスリードするように、
意図的に違う単語で言い換えたり、
遠い位置で代名詞で指したり、
ややこしい表現を使ったり、
情報が欠けていたり、する。
全然、やさしくないんです。
マジで腹が立つ、と思っていたんです。
でも、これは、TOEICのやさしさなんだと6年、TOEICを受けて気づいたんです。
現実世界で、何かの大切な契約をするときや、お客様とメールをするときに、ミスリードしてしまったら、大きな損害を受ける可能性があります。
それを未然に防ぐために、TOEICの世界では、現実世界ではありえないくらいのミスリードを誘ってくれているんです。
そう考えると、TOEICに感謝の気持ちが芽生えてくるんです。
これが、6年間、TOIECの対策と受験を通して、学んだことのひとつです。
とはいえ、今でもマジでムカつく、と思うことは多々あります…
マジで、なんで、こっちの文章には、重要な情報が書かれてないの?
なんて情報を整理しづらい構成なの?
メモ書きできないから情報整理できねえし
情報を探しなおしたら時間が足りねぇよ、って
まぁ、現実世界の契約においても、
利用規約なんて、まじめに全て読んで、すべてを理解しようと思ったら時間が足りないわけで…
意図的に情報を隠蔽されるケースもあるわけで…
そう考えると、TOEIC世界の方が、まだやさしいかも、とも思えてきました。
そんなことを考えながら、公式TOEIC問題集10巻を大切に使って、次回の試験に臨もうと思います。
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