直角

2020年4月12日より noteを始めました。 FBなどもやっていますが、noteで…

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2020年4月12日より noteを始めました。 FBなどもやっていますが、noteでは、過去に書いた分も含めて、思ったことを徒然なるままにアップしていこうと思います。

最近の記事

国歌「君が代」がどのようにしてできたのか、「日の丸」がどのようにして国旗になったのか

鹿児島で『維新ふるさと館』に行ってきました。 そこで国歌「君が代」がどのようにしてできたのか、「日の丸」がどのようにして国旗になったのか、初めて知りました。 国歌や国旗がどのようにしてできたか、知っている人は少ないのではないでしょうか。 いずれも鹿児島に関係しています。 【君が代 薩摩琵琶の名曲から歌詞出典】 明治3年(1870)に薩摩藩軍楽隊によって発表される。 明治2年(1969)、薩摩藩はいち早く軍楽隊を組織し、伝習性30名を横浜に派遣して英国軍楽隊長ジョン・ウィリ

    • 農業専門家で「風の学校」創設者の中田正一先生のお話し。

      農業専門家で「風の学校」創設者の中田正一先生のお話し。 「ある時、三人の若者が山の中で吹雪にあい、遭難しそうになった。C君はぐったりして動けなくなった。途方に暮れたA君、B君のうち、A君は頭の良い人で、『このままでは皆が危ない。僕が一人で先に様子を見てくる』と言って二人をおいて身軽に行ってしまった。 ところが、待てど暮らせど戻ってこない。残されたB君は、『まあ、仕方がない。ともかく凍えるよりは』と、倒れたC君を背にしてとぼとぼと雪の中を歩き始めた。幸いB君もC君も救助隊に

      • ペルーに渡った日本人とその子孫

        45年前くらい高校時代に、ペルーのアマゾン地帯に移民した日系人の集落を訪ねた。現地は女優小山明子の父親が確かインドネシアのプランテーションからブラックペッパー(現地でピミエンタという)の種を持ち出して移植した地であった。 なぜ、ペルーに行ったのか。それは父の任地だったからである。高校の夏休みに南半球のペルーに行ったのだが、飛行機で約20時間以上。遠かった。 日系人の集落を訪ねたのは、愛媛大学(うろ覚え) の医療チームが現地を訪問し、日系人の健康管理をチェックするのに父とと

        • 和食器

          「和食器」は他の世界の国々の食器とは異なる特色があります。 日本では、家族で食卓を囲む場合、箸・茶碗(ご飯等の)など特定の人が常に使うことが決まっている食器が多いですよね。お父さんの、お母さんの、私の箸・ご飯茶碗などが決まっていて食卓に並べられます。このような風習は日本にしかないそうです。夫婦茶碗も日本独特のものです。こういう食器を「属人器」と言います。この「属人器」文化は縄文時代からのものであり、世界の他の文明には類を見ないそうです。 そういえば洋食器では誰々のナイフ・

        国歌「君が代」がどのようにしてできたのか、「日の丸」がどのようにして国旗になったのか

          瞋恚

          『瞋恚』という言葉を知っていますか。私は知りませんでした。ある本を読んで初めて知りました。 瞋恚は仏教用語です。「しんい」と読みます。簡単に言えば「怒ること」ですが、怒るという感情だけでなく、自分の思い通りにならない事への憤り、周りの人間への憎しみの心、自分の好ましくない人間に対しての妬みの心などを意味します。 瞋恚の現われが、最近とみに多いのではないでしょうか。瞋恚の感情を露骨に現す人たちが増えているように思えて仕方ありません。昔は少なくとも表に出てくることもほとんどな

          【心温まるいい話】(あるコラムの転載)

          ある雑誌のコラムに掲載されていた心温まるいい話。 人にはその人が背負っている人生がある。 それは他人には、推し量ることのできないものである。 人には先入観がある。 これ致し方ないことである。 しかし、チョットした心がけ、気づき、またはその人を見る視点を少し変えれば、その人に対する見方も変わってくる・・・。 【以下転載文】 その先生が5年生の担任になった時、 一人、服装が不潔でだらしなく、 どうしても好きになれない少年がいた。 中間記録に先生は、少

          【心温まるいい話】(あるコラムの転載)

          イタリア旅行(2013.09.26-10.4)・(2)

          9月29日(日) まず、カプリ島でのホテルの説明。ナポリでは二泊したもののビジネスホテルに毛が生えたようなものだった。ところがカプリ島のホテルQUISISANA」は五つ星のLで、カプリ島を代表するリーディングホテル加盟の高級ホテル。外観・眺望・室内とも流石に五つ星。特にベランダから見える景色が素晴らしい(この後のラヴッェロはもっと素晴らしいことが分かるのだが)。このホテルはカプリ地区の中心にあり、ウンベルト1世広場や、アウグスト公園への散策にも便利な地理にあった。 この日は

          イタリア旅行(2013.09.26-10.4)・(2)

          イタリア旅行(2013.09.26-10.4)・(1)

          2013年9月26日から10月4日までイタリア、ナポリ・カプリ島・アマルフィ海岸に行ってきた。 その模様を徒然なるままに記す。 今回、「ワールド航空サービス」のツァー「アマルフィ海岸とカプリ島の旅」(9日間)に参加した。「ワールド航空サービス」のツァーはいい、と父から推薦されていたのでパンフレットを取り寄せて決めた。当初はトルコに行きたかったものの、政情が不安定の為、止むを得ず今回のツァーにしたが期待に違わぬものであった。 9月26日(木) 成田に集合。 ツァー客は我々を

          イタリア旅行(2013.09.26-10.4)・(1)

          記憶の中にある若い自分を何と呼ぶか。 「わたし」だろうか。 いや昔の自分は今の「わたし」ではない。 「わたし」と呼ぶには実感がないのだ。 だから「きみ」の方が似つかわしいのではないだろうか。 年齢を重ねると、記憶の中の懐かしい自分とゆったりとした対話の時間を持てるかもしれない。 「きみ」の果たされなかった思いを「わたし」は知っている。 このような意味のことを書いた随筆があった。 共感を覚えた。 今の「わたし」の記憶にある「きみ」は今の「わたし」をどのように見ているだろう

          映画「大いなる沈黙へ」

          以前、観て感激した映画です。 ****** フランスのアルプス山脈に建てられ、カトリック教会の中でも厳しい戒律で知られるグランド・シャルトルーズ修道院を取材したドキュメンタリー映画。ドイツ人のフィリップ・グレーニング監督がカメラの持ち込みが許されなかった内部の撮影を許可され、念願の企画を実現。ナレーションも音楽もつかない神秘的な映像世界が、観る者を究極の静寂へと誘う。 フランスアルプス山脈に建つグランド・シャルトルーズ修道院は、カトリック教会の中でも厳しい戒律で知られる

          映画「大いなる沈黙へ」

          アワ歌

          『アカハナマ イキヒニミウク フヌムエケ ヘネメオコホノ モトロソヨ ヲテレセヱツル スユンチリ シヰタラサヤワ』 これは「アワ歌」です。 「アワ歌」はアから始まり、ワで終わる48音からなる歌です。「アカハナマ」から始まり、「タラサヤワ」で終わる24音2組の歌詞です。 「アワ歌」の意味は謎ですが、その意義は「ととのえる」ことにあると言われています。 以下、「アワ歌で元気になる」(宮崎貞行著・文芸社)から引用・要約します。 *********************

          アワ歌

          東日本大震災で被災した全盲のおばあちゃんの話

          以前、2012年に東日本大震災で被災した盲目のおばあちゃんの体験談を聞く機会があった。これは、それをまとめたものである。 あれから9年。今、新型コロナウィルスで非常事態であるが、東日本大震災も未曾有の被害をもたらした。 というわけではないがNOTEを始めるにあたり、是非残しておきたいと思ったのだ。 おばあちゃんの話と、おばあちゃんの話からり教訓をそれぞれ書き留めておく。 ************* 先日友人(以下「NKさん」)宅で、東日本大震災で被災した盲目のおばあち

          東日本大震災で被災した全盲のおばあちゃんの話

          今日、誰かに助けてもらったとしても、明日も誰かに助けてもらえるかはわからない。今日、誰かに助けてもらえなくても、明日は誰かが助けてくれるかもしれない。だから、助けてもらったら『ありがとう』と言おう。そして、今度は私たちが困っている人たちを助けてあげよう。

          今日、誰かに助けてもらったとしても、明日も誰かに助けてもらえるかはわからない。今日、誰かに助けてもらえなくても、明日は誰かが助けてくれるかもしれない。だから、助けてもらったら『ありがとう』と言おう。そして、今度は私たちが困っている人たちを助けてあげよう。