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無邪気な思い

さらさらと文章が書きたい。心の中で思ったことをさらさらと流れるように文にしたい。
思うことがたくさんある。書きたいこともたくさんある。書き残したいわけではない。書いておきたいだけ。あ!いいな。と思った風景を写真に撮るように、その時その時の思いはその時にしか湧き起らないものだから。

ついつい、自分を小さく見積もって、こんなことを書いてもなぁとか思う癖はもう嫌なんだ。
こんな小市民で、こんなに気弱な人間がどんなことを思いどんなことを考えどんな行動を起こすのか、はたまた、起こさずにやり過ごすのか・・・

力を持つ者たちの傲慢さを許しているわけではない。文句を言うばかりでは嫌なんだ。だから口をつむぐ。それは反抗にも反論にもならなくて、力を持つ者たちへのYESと受け止められているみたいだ。悔しいな。
反抗の仕方が、反論の仕方が分からなくて、静かにしているように見えるだけの話なのに。

何度もくじけそうになる。何度もあきらめそうになる。この国を・・・。
けど、それは嫌なんだ。力を持つものに屈するのは本当に嫌なんだ。
闘うんじゃない。この思いを届けたい。この思いを聴いてもらいたい。この思いの底にある根っこを見つめてもらいたい。

力のない弱き者たちの声はいつも途中で遮断される。どんなに束になってデモをしても、どんなに叫んでも、軽く遮断されてしまう。

国民がないがしろになる政治がまかり通っている。私たちのために国があるのではなく、国のために私たち小市民が存在する、そんな奇妙な政治がまかり通っている。

でも、くじけずに、あきらめずに、私たちは生きるしかない。
私たちのためにある国を創っていきたい。そんな人と繋がりたい。

2022年7月10日 選挙のある日に記す


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