Bambu Lab P1S キャリブレーション関連
【キャリブレーション関連】
・バイブレーションコンペンセイション
いわゆるインプットシェパー
台や机と共振するタイミングが超うるさいので夜はやりたくない。
・モーターノイズキャリブレーション
ステッピングモーターのステップ数?を可変させて
振動を測定してるようだ。
測定時間がすごく長いので、本体モニターから造形ストップボタンで
止めたら警告ウィンドーが出て「確認」ボタンも押せなくなった。
強制終了させることになったが
押せる時もあったのでただのエラーかもしれない。
・ベッドレベリング
ノズルのヒートアップからクリーニングまで自動
6x6=36点測定 ビジュアルで確認する術がないのが不満
・歪みセンサーっぽいのでノズルそのもので
ビルドプレートのレベルを測定しているため
Ender3 S1 Proとは違ってプレートの中心を測定できている
・ノズルワイパーとは別にビルドプレートの奥にノズルを
擦り付ける動作があるがこれもノズルクリーニングらしい。
最初のうちはビルドプレートのコーティングがどんどん
削れて金属まで到達するがこれが正常動作らしい。
ステンレスノズルとは言え摩耗しない訳がないし
なんかすごく嫌なので止めたい。
・ノズルワイプ
ノズル加熱(自動で250度)→パージ→ノズルワイプ
→ヒートベッドが上がってくる→フィラメントちょい漏れ(200度)
→ノズルワイプ4連チャン→ノズル温度下げる(140度)→ノズル擦り付け
→フィラメントの残留物が取れていない
(漏れ出たやつがノズルの周りに付いてしまう)
→スタートポジション移動→ノズル加熱(指定温度)→フィラメント漏れ
※ この加熱待ち時間中に自分でノズルを拭いたり
ピンセットで取ったりしている
→捨て印刷(手前にやるL字ライン)→フィラメント残留物残る
→変なところでフィラメント残留物が取れる
→初期レイヤーに挟まる
・このノズルクリーニングの一連の動作には信頼性がない
これはなんとかしたい
・フローダイナミクス&フローレイト(Orca、Bambu Studio共通)
「フローダイナミクス」いわゆるプレッシャーアドバンス
「フローレイト」いわゆるEステップ調整
・画面上に「Flow Dynamics」「Flow Rate」の順で
記されているので最初にフローダイナミクスを設定(係数K)
してからフローレイトを実施したら全くうまくいかないので
係数Kを削除してからやり直したところうまくいった。
・冷静になって考えてみれば、Klipperでは
Eステップを調整してからプレッシャーアドバンスを調整しないと
うまくいかないので、フローレイトを先にやるのが普通だろう
・あの画面のUIはちょっと不親切である
・フローレイトはキャリブレーション1と2があり
Cal1では-10から+20の流量から印刷物を目で見て選ぶ
重要)次のCal2ではマイナス流量でしか印刷されないので
「(5)ちょっと少ないな」「(10)ちょっと多いな」で迷ったら
「ちょっと多いな」を選ぶこと。
・Cal2はマイナス流量で0から-7まで
例)Cal1で「ちょっと多いな10」を選んだ際には
9、8、7、6を選ぶことが出来るという仕組み
・選んだモノからフローレレシオが算出されるが
10で「1.078」、5で「1.029」
・スライサーのフィラメント設定はデフォルトで大概
「0.95」〜「0.98」なので
もうほとんどのフィラメントは「1」でいんじゃないかとも思った。
・ちなみに測定したフィラメントは付属のPLA(緑)
・Cal1、Cal2ともそれぞれ印刷に30分、計1時間かかるので
めんどくさくてフィラメント変えるごとにやってられない。
・eSUNのフィラメント各種、印刷物自体にそんなに問題は
起きておらずそこそこ綺麗なので、こだわりがない限り
フロー系キャリブレーションはやらなくても問題なし。
・が、フローダイナミクスはやったほうが「角」の膨らみを
無くしてキレイに出来るので、1度算出した数値の近いところ
適当に「0.15」〜「0.22」くらい(自分の機体による)
かけておけばいんじゃないかくらいにしている。
・キャリブレーション関係を実行しているときは
スタートG-codeでパージ量を減らしていても
デフォルトの量パージされる。