ちょうど個人的なアクセシビリティ熱が高まっている時に、勉強会の告知↓を目にしたので申し込み期限ギリギリの飛び込みで参加してきました!
その個人的メモをまとめています。
『音声ブラウザをとおして見るウェブ』 中根 雅文さん
※操作が非常に早く、プロジェクタに出力する大きさや向きなどを
パパッと手早く修正されていて、晴眼者(目が見える人)よりも速いのでは…と思いました。
◾️アクセシビリティの言葉の定義
公式の定義によっていくつかあるが
誰もがほぼ同じコストで、ほぼ同じ情報、サービスにアクセスできる
→最近はワンソースでテキストオンリーページを出力するものもあるので、
情報の同一性が昔よりは技術的に楽になってきているはず
◾️視覚障害とは
→スクリーンリーダーを使ってPC・SPから音声出力するのが使用者の主流
◾️どんな支援技術があるか
など。上記全て、
点字ディスプレイ(ハードウェア)に出力できる
※中根さんは、40マスのセルがある点字ディスプレイをお使いとのこと。
多分こういう感じのものかと(bluetooth接続できる!)
http://www.extra.co.jp/focus_40_blue_V.html
音声ブラウジングのデモ
(デモのお題)
食洗機の売れ筋、製品を選択できるぐらいの情報を集めて購入製品を決める[20分]
(ざっくり流れ)
※togetterが臨場感あります
・見出しをいくつか追って行くと、文章構造に合わせて
きちんとマークアップされていれば、見出しだけ聞けば内容がわかりやすい
・欲しい見出しを拾って、その下の情報を読めば(聞けば)わかる
感想
全盲の方が普段どうやってウェブの閲覧・操作をしているのか?と、実際にユーザーを観察できる機会もなく、知見もほぼなかったので、実際に
どんな環境で、どんな端末を使って、どんな操作を行い情報を得ているのか?という当事者の言葉や、日頃の思いのすべてが勉強になりました・・
あと中根さんの操作が想像以上に高速で、逆に晴眼者がついていけない速度だったことも驚きでした。(職業や、慣れやリテラシーによってそれぞれとは思いますが)
全盲であっても晴眼者と同等のコストで、同じ情報にアクセスできている状況を目の当たりにして、作る側として今までのアクセシビリティ対応が足りていないと痛感したので、支援ツールを導入したり社内啓蒙を地道に行って機運を高めていくぞというめちゃくちゃな焦りとヤバさをいただいたので頑張って行かなくちゃという感じでした
追記
登壇資料がUPされてました
後編に続く