どうして特許活用方法を発信しようとしたの?

2020年4月で、メーカーの知財マンとして節目の10年目を迎えました。複数の事業部、研究部門の知財案件を担当しながら、様々な経験を積んできましたが、ここ最近、「特許をどのように活用すればもっと事業に貢献できるのか?」といった疑問と共に仕事と向き合っています。

巷では、「IPランドスケープ」という特許情報を経営に活かしていこうとする考え方があり、日本経済新聞でも記事として取り上げられるようになりました。いよいよ知財がどのように経営に貢献できるのか、それが問われるようになってきています。

それは分かっています。。じゃあ、どうやって活用したらいいの??・・・だいたい、このへんで思考が停止していくのかなと思います。「IPランドスケープ」頭では何となく理解できますが、具体的な事例がないと、自分でもできそうだ!と一歩が踏み出せないですよね。。

私は、独学で特許情報の活用方法を研究し、所属している企業の複数の事業部や研究部門に提案しながら、具体的な事例を積み重ねてきました。ここでは、具体的な事例を「可視化」しながら自分の知見を整理すること、同じ悩みを抱えている知財マンの参考資料として貢献できればと思い、発信しようと考えました。



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