断酒、始めました。(上)

酒を呑まない生活が続いている、45日目。
今年1月に30日続けて、特に理由も無く飲酒を再開して以来なので7ヶ月振り2回目。本日11月3日 文化の日。昼間、フッと飲みたくなったので記録として残しておく。結局、飲まなかった。

■断酒前
毎日、休肝日無く「-196℃ ストロングゼロ ビターレモン」ロング缶を3,4本。多い時は5,6本摂取。
近所のスーパーは私のために当該商品を並べて、私だけが全て買っている関係が1年以上。夜22時くらいから飲み始めて夜中1時くらいで気絶するように眠り、朝6時半に起きて、起き抜けに喉に溜まった痰で嘔吐、夜中酒と共に摂取した肉類・油類を全て下水に流す、という生活が数週間。
それでも長時間出勤があったので酒が残らぬよう酒量を自制、風呂で酒気を抜いたりと気を付けていたが……コロナ禍の在宅勤務で完全に箍が外れた。
他人様の前に出なくて良くなった+片道1.5時間の通勤時間が体調調整に充てられることが分かり、就業時間は飲酒はしていないが脳にアルコールが完全に残っている状況。それでも仕事は出来たし、心的負荷を感じることなく作業を進めることが出来たので、表面上は上手くいっていたような感覚。
とは言え、朝起きたら喉うがいが出来る程に痰……というか胃液的な透明で粘着質な液体が溜まって嘔吐で目が覚め、背中は痛い、長時間作業後の反動は酷い……色々と限界を感じていたのが実情。

■切欠
『辞めたいな』とは常に思ってはいるが、『この負荷を、不安を忘れたい』という逃避で惰性的な過酒を続けていたが。。
9月22日 秋分の日、某一般人の醜聞が世間を賑わした。
と、同時にSNS等で流れる一億総袋叩き。

正直、ゾッとした。

誰もが手に入る合法嗜好品であり、誰もが酒に頼る人生になり得る……自身も酒が無いと仕事自体が続かないかもしれない……という身近な存在であり、他人様がどのように“嗜好品”で留め、“必需品”にならないで済むかが皆目見当が付かなかった道筋の向こうに某一般人の方の姿があった。

あ、これは駄目だ。辞めよう。

風呂に入りながらTwitterで見ていた醜聞とそのコメント。キーワードを「断酒」に切り替えて、日々を積み重ねている方々の何かを押し込んでいるような呟きを見ながら、この生活を始めた。
(続く)

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