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ゲームシナリオやってみよっ! map2

福岡県の昔栄えて今レトロ、な街に住んでます。盆地だし、寒いです。こんな田舎町で、ひっそりと、シナリオライター(昼間は会社員)してます。
コネも伝手もなく、ひたすら、ネット上で営業しています。

飯塚市に嘉穂劇場というものがありまして。
これをゲームにして日本中に発信しようという、いわゆる地方創生のあれです。いわゆる、とか。あれ、とか。語彙どうなの?って感じですが。
(前回)参加したものの、ゲーム制作ツールを扱える人材が1人しかいない!からの続きです。

飯塚市に地元の企業や学生が集まる『ピザパーティ』なるものがあります。

対象者:飯塚市内のエンジニア志望の学生

これです。ゲーム作りが好きな人間がいそうな予感…… ではなく、いますね(断言)間違いなく。行くしかないのです。
開始時間は18時、会社の定時は17時。少し遅れての到着にはなるけど参加可能です。
5月と7月に参加してますが、ゲーム制作に関するところだけ読みたい方は、5月を飛ばして7月を読んでください。

5月から読みますか? yesの方はこちらからどうぞ……

2022年5月・初めてのパーティー参加
受付で参加企業名を聞かれる。この時は決起会前で正式な名称も決まってませんでした。名刺の提示も求められるも準備がなく、リストにあるU教授の連れだと名乗り連絡先を書いて、入場証を渡される。

会場は正確には把握してませんが、8人がけのテーブルが9個はありました。
企業の人と学生が交互に着席している感じ。
企業側の若い社員や、運営スタッフが後方壁際にわりとずらり。
頼みのU教授は学生に囲まれていて席がなく、まあ幸せそうだからいっかとそのまま声だけかけて、最後列のテーブルの一番後ろの空席に着席。

まだまだコロナ渦でしたので、一人ずつ仕切りが作られていて、言葉少ないながらも談笑風景。が、私の隣の6人で行われておりました。
…… ですよね。怪しいおばちゃんだもの。私。なので、聞き耳を立てどういう学生がいるのかをリサーチしてみました。
学生3人、企業の人3人。もちろん主役は学生で、スカウト側の企業も自社の取り組みを説明してました。私からの質問は「何年生なのか? ゲームは好きか?」それだけ。学生も企業の人も礼儀正しくて、そこだけ参加できました。とりあえず収穫はない(この学生たちはゲームに興味がなかった。残念)などと、思っていると、目の前の8人目からピザを勧められました。というか、私のピザと一部交換しようという事らしい。
企業の札を下げてる彼は、誰のプレゼンも眺めず、学生にも話かけず、ひたすら食べていて、実際の心情はわからないけど、最後まで食べっぷりがすごく良かったです。自社の上司らしき人のプレゼンもチラ見くらいで、会の終わり頃に部下らしき女性に呼ばれて席を立っていきました。
あ、ピザは交換とかせずに、普通に渡しました。
などと、完全に壁の花状態を楽しんでいた私(最初の目的はどこへ?)
の所にU教授がきて「プレゼンに飛び込み参加するから。フォローして」
って。

マイクを持ち、即興のプレゼンをする私。
ただ、それまでの壁の花が『ゲーム』『Unityの操作できる人』の単語を並べるだけで花屋の隅で並ぶ花、に昇格は出来た感じ。
学生たちが興味を感じて話かけてくれたんで、対応。
その時気づく。
「交換する連絡先を用意してなかった!!!!!」
そうです。行き当たりばったりもいいところ。すかさずU教授の名刺を貰いに行って、渡しました。若い大学生に渡す連絡先かあ。これは、プライベートなんは渡せないし、先方の親御さんにも安心してもらわねばならんし、で今後の課題って感じで保留。
終盤に差し掛かり、U教授も空いた席にやって来てて最後のプレゼンを聞いていました。企業のプレゼンには基本興味はなく、でも、最後のプレゼンはアプリを作ってる会社で、U教授に「ここの名刺貰っておきたいです」というと、先生の動きも早くて早速そこの社長さんに名刺交換を申し出てくれて、おまけで私も挨拶(そういうの得意!)して名刺貰いました。
ど近眼な私は、その時お顔をはじめて見たんですが、驚きでした。
どんな驚きだったかは、ゲームシナリオには関係ないので、ここでは割愛。
あとは、役所の人に宣伝しつつ連絡先を聞くなどして、肝心のプログラミングできる学生の獲得ならず、でした。冒険は続く。

7月から読みますか? yesの方はこちらからどうぞ……

2022年7月・2回目のパーティー参加
受付で参加企業名を聞かれる。6月の決起会で決まった『豆たんクラブ』を名乗る。名刺の提示も求められるも今回も準備がなく、リストにあるU教授の連れだと名乗り連絡先を書いて、入場証を渡される。

会場は正確には把握してませんが、6人がけのテーブルが8個はありました。
企業の人と学生が交互に着席している感じ。
企業側の若い社員や、運営スタッフが後方壁際にわりとずらり。
頼みのU教授は学生に囲まれていて席がなく、まあ幸せそうだからいっかとそのまま声だけかけて、最前列のテーブルの一番前の空席に着席。

コロナ渦で、仕切りが向かい合う真ん中に設置されています。
学生3人、社会人3人の席。
私は恒例の「何年生? ゲームは好き?」の質問以外でも、チラシを作って行ってたのでまあまあ会話になりました。
今回はプレゼンも2回目で、なんとか。パソコンも用意してプロジェクターに繋いだり、学生の反応もよくて。なかなか好調。名刺まではないけど、連絡先を交換するために、シナリオの仕事で使ってるGメールをQRコードにしたカードを持参(ただしこれもあまりうまくいかない結果になります)で楽しく学生達と歓談してました。
そこに、同テーブルの私と同じ年代と思しき企業側の方がやってきて、
先方「ゲーム作ってるんですか? 言語は?」
此方「日本語です」
先方「面白いですね! 出来たらいいですね! あははは(乾いた笑い)」
此方「作りますけど! 何か。 おほほほほほ(乾いた笑い返し)」
タヌキときつねが社交辞令的平和風景を繰り広げていたら、
来てくれたんです! ゲーム制作に興味のある学生が。

彼は3年生。卒業まで2年だけど多分と思い、進路を聞くと大学院進学との事。やっぱり! 理系大学生は、ほぼ大学院行くので。
なぜこんな事を聞くかというと、3年でゲームを作ると目標を決めているからです。彼ら、彼女らが、在籍しているうちに結果を分かち合いたいと思っているんですね。地方創生でのゲーム作りは、作る過程にもドラマがある。
会社としてゲームを作るわけではないという過程には、日常の個々の事情も絡んでくるわけで。
これを読んでいる方も、本当に出来るの? って思っているのでは。
読んでいる方は、リラックスしてそう思いながら読み進めてくれたらいいなと思ってます。感想など頂けると、参考になります。
実際、前回のnoteへの感想をTwitterで頂いて、動きが変わったりしてます。
観察者がいる事での干渉による物事の変化
興味を持って読んでいただきありがとうございます。

この日1人得て、この日の話を聞きつけた別の大学生も1人参加してくれ、仲間が増えてます。
そして、今月、3回目のパーティー参加が予定されており、まだまだ冒険は続くのです





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