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【好きな人は妻子持ち⑤】初めてのお泊り

こんにちは。
辛いこともネタにしようと思って生きてます、徳之進と申します。こんな名前ですが、女です。

先日、3年半関係を持った方が、実は妻子持ちだったが判明したと同時にLINEブロックされて終わりました。もう聞けないけど、ここ2年位の間に結婚して子供が生まれたんだと思ってます。

器用に何でもこなす人でした。学生時代、お勉強もスポーツもそこそこ出来る人、いたじゃない?そういうタイプ。お料理も出来たし、こんな完璧な人がいるんだな、と感心していました。と同時に、やっぱなんでそんな人が私にかまってくるのだろう?選びたい放題でしょ?と思って、好きな気持ちも伝えられずに拗らせてました。

ここに書き綴って気持ちを整理します。
恋バナ好きな方、失恋と戦っている方、読んでくださると嬉しいです。

当時彼は毎月のように仕事で東京へ来ていました。
前回の「次は泊めてね」のLINEから本当に泊りに来ることになり、私も何でOKしたのかも分からないけど、それくらい女の子の扱いが上手だったんです。

仕事後、ご飯も別々で食べたんだったかな。彼がお家にやって来ました。ドキドキして待ってた。泊るってことは、大人だし、そういうことだよね?って緊張してたかも。
お風呂上りに脚のマッサージをしてくれたのが嬉しかった。私もお返しにしてあげたっけ。
会うのは3回目なのに、肌に触れたり、触れられたりが全然嫌じゃなかった。女性は無意識に男性の体臭を嗅ぎ分ける、みたいな話あるじゃない?遺伝子配列がかけ離れた相手の体臭を察知して好きになる、とかなんとか。それなんじゃないかと思った。笑

そんなこんなで寝る時間になって。家には一応、ベッドと別に布団も一組あったの。どうしたらいいか分からなく『どうする?』って聞いたら「任せるよ」って。ズルいよね。上手いよね。
もちろん一緒にベッドで寝たし、エッチもしました。紳士的だし、めっちゃ上手かった。経験豊富なんだろうなぁ。

私は友達と一緒に泊まるのも躊躇するくらい、人と長時間居るのが苦手。でも彼の腕枕では安心して眠れた。

翌日も仕事なのでそれぞれ会社へ。体の関係は持ったけど「付き合おう」なんて話はなかった。なくて安心もしたし、ガッカリもした。
私は転職して2年目、ゆくゆくは独立もしたくて頑張っていた時期。遠距離恋愛と仕事が両立出来る自信が無かった。
充分なくらい彼がモテるのは分かったし、いい思い出くれたと思っておこう、そう思ってた。

それまでの恋愛経験で、先に体の関係を持った人の大半は、付き合う気は無い、遊びたいだけの人でした。だから今回も間違っても惚れちゃダメ。彼は遊び人なんだから、と自分自身に言い聞かせたのです。

これっきりかな、と思ったら、その後も毎月のように泊りにやって来る。仕事で来ていたのでデートする事は無かったけど、でも一緒に過ごせる時間はとても楽しかった。LINEのやり取りもほぼ毎日のようにしてました。

気づいたら、もう好きになってた。でも「惚れたら負け」っていつも自分に言い聞かせてたし「好き」を認めたくなくて、「こっちが遊んでやってるんだ」って謎に強気で居ました。ほんと可愛くないよね。苦笑

あんまり人には言えない関係だったから悶々としてたんだけど、一部のさらけ出せる友達に相談したりもしたの。次回はその話にしようかな。

最後まで読んで下さりありがとうございます。
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