【過去のオトコ】#4 鰻とモテ度
こんばんは。
心身ともに美しくをモットーに生きております、徳之進と申します。
私自身の恋愛体験談を綴っています。
この【過去のオトコ】シリーズでは、ちょっと皮肉ってこれまでに関わった男性について書いています。
前回に続き、シンガポール人の実業家Pさんの話。
彼とは付き合うとか、肉体関係を持つようなことはしていない。
ちょっとヤバそうな人だったので、彼になびかなくて良かった。
Pさんは平仮名だけ書けるらひく、よくLINEを送って来た。
「あいしてる」
「げんき?」
「おはよう」
「あいたい」
私は気が向けば返して、スルーする事もあった。
ある時、私が気まぐれで返事を返したらランチに誘われた。
「うなぎとぱすたどっちがいい?」
『うなぎ!!』一択。
普段スルーするくせに鰻に食いつく女。
「日本で色んな鰻屋さんへ行ったけどここが一番おいしい」と、彼お墨付きの鰻やさんへ。
ランチのオープン前から少し並んだ。
期待大!
いざお店に入ってメニューを選ぼうとしたら
「もう決まってるよ」、との事。
へぇ?ランチの定番メニューがあるのかしら?と思っていたら
出てきたのは
【ランチ限定サービス丼(1,000円)】
しかも勝手にご飯大盛り頼まれてる。
どんぶり山盛りのご飯に鰻が2切れ。ご飯と鰻の比率可笑しいってばよ…!
鰻食べに来たのに、これじゃぁ山盛りご飯食べに来たんじゃん。。。
「鰻なんて普段食べないでしょ?」と何故か得意げな彼。
いやいやいや、うん千円するうな重は食べないけど、
1,000円のランチ丼は自分で食べれるわ…!
遊び人のSさんが老舗のうな重をご馳走してくれたのを思い出した。
ガチで口説いてくるうな丼1,000円より
本命になれないうな重4,000円の方が魅力的よね。
世の中の遊び人がモテて、結婚ガチ勢が路頭に迷っているのはこういう事か…!(違
勝手に期待して勝手にがっかりした私だったけど、彼はご満悦なようで
食後のコーヒーを飲みながら口説きタイムが始まる。
仕事忙しくてそれどころじゃないの~(割とマジで)
とかなんとか言いながら、
その後予定があったのでそそくさと帰ってきた。
お金持ちの方って財布の紐も堅いからお金持ちなんだろうな。
彼とは会ったのがこれが最後、恐らく2~3年前。
それでも度々LINEを送って来て、一番最後にLINEが来たのが私が失恋した直後。
「かれしいるの?」
『わかれた』
そこから、平仮名の口説きLINEラッシュ。
「ずっとあなたがわすれられない
ほかにいいとおもうひといなかった
ぼくはあなたがすきです けっこんしたい
ぼくでよかったらつきあってほしい」
傷心だったから一瞬、彼と結婚して海外でお金に困らず暮らすのもありかしら、なんて思ったけど
いや、無理だ。むりむり。
うっかり付き合うと言ってしまったら、もう放してくれなさそう。
『ありがとう、しばらくれんあいはいいや』
失恋後の当たり障りのない断り文句だと思ったのだけれど、彼の逆鱗に触れる。
「あなたはそんなんだから だれとつきあってもうまくいかないよ」
「ぼくはあなたをのみにつれていって
うなぎもたべさせてあげたのに
あなたはほかのひととつきあった」
「あなたのかんがえがわからない」
…な、何なんだ⁈
1,000円のうな丼と鳥貴族で落ちる女の子ってどんな子よ⁈
こっちは3年半関係続けて、3回旅行に行った相手が
いつの間にか結婚して子供産まれてたんだ!
鰻と鳥貴で付き合えたら万々歳だよ‼︎
私の私情は置いといても、何言っちゃってるのこの人って思ったけど
「あなたはそんなんだから だれとつきあってもうまくいかないよ」
は堪えた。
そうだね。
3年半想い続けた彼も、最初は本気で一緒になることを考えてくれてたと思う。
けれど私が遠距離恋愛する覚悟が出来てなくて、自分の仕事を優先したくて
どっち付かずな態度取ってた。
グレーな関係が都合よかったのは私の方だったのかも。
そりゃ上手くいかないよね。
気づきをありがとう。
でもさ、貴方もそんな考え方だと誰と付き合っても上手くいかないと思うよ。笑
最後まで読んで下さりありがとうございます。
皆さまも素敵な恋愛してくださいね♪
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