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講座3.農家が収入を安定させるに再現性を作ること

収入を安定させるには再現性を作ること


✅最初に自己紹介です。

今年で親元就農して5年目
愛媛県西条市でシャインマスカットとみかんの観光農園を経営しております。
戸田果樹園の戸田佑基です。



このブログでは新規就農者様向けに儲かる農業経営とは?というお話をしております。

✅こんな方に向いてる

・これから親元就農する方
・新規就農し直販したいけどどのように経営したら良いかわからない方。
・観光農園をしたい方


✅今日のテーマの再現性とはそもそも何か?


      

未来の自分が同じ成果を出せる状態のことを言います。


農業しましたら栽培指針をもらいます。まさにそのことです。JAさんや果樹試験場さんが出している栽培マニュアルです。
再現性を出すために情報を整理してまとめてくれます。

再現性が農家にとって何が大事かといえば
安定生産です。

栽培に関してはこれにつきます。

生産と品質が担保されおおよその収入がつきます。

ただ作っただけでは収入の安定性とはなりません。販売が大事です。

経験と条件が揃えばある程度の品質と生産量は確保できると思いますが
安定した収入を考えるとそれだけではダメです。

大きくは単価が市場価格に左右されるからです。
全国的な需給バランスに左右され価格の安定生はありません。シャインマスカットも1kg2000円で太田市場で取引されてると言われても。

巨峰より生産量を超えて、長野も山梨ももっと生産しようと県をあげてやっていくので



価格の下落は予想されます。どこまで需要がもつか。それは誰にもわかりません。

つまり出荷の場合
は価格決定権がないので収入の再現性がつきません。昨年の単価と今年で変わるからです。これが出荷農家さんの弱みです。

では直販農家にとっての再現性というのは顧客リストになります。リピート率です。
昨年買ってくれた方が今年も買ってくれるかです。
その再現性を担保できれば経営が安定します。

まず顧客リストをつくる。
私たちは佐川急便のシステムと
LINE公式を作ったます。大体佐川さんの方が1000件
ラインが500件あります。

次に旬な時期にオファーをかける。

最新情報とパンフレットをお送りします。
現状当園はお問合せを時期になればお客様からしてただけましてありがたいことにオファーはほぼしておりません。


なのでリストの獲得

リストの育成

リストの選別が鍵となります。



ではどのようにするかはまた別の機会に書けたらと思います。


 改めまして農家にとって再現性とは?

安定生産と安定収入を出すための手段です。


では安定収入とはリピート率の向上です。

リピート率の向上のためには満足度です。
リスト構築し、育成と選別をしてオファーをかけていきます。


そのようにして未来の自分が同じ成果を出せる状態を構築していきます。


最初は1000円稼ぐことからスタートして
だんだん量と単価を上げていって毎月1万円、10万円、と稼げる金額を増やしていく
  
  1,000円稼ぐのも、100万円稼ぐのも考え方は同じ

誰でも再現性を作ることができます!

では農家なら房単価×房数が売上ですね。

これを毎年数字で積み上げていくゲームです。

戸田果樹園ではシャインマスカットは1房1800円。贈答用の規格500gのシャインです。


単純に生産量が1反3000房なので

4反ありますから1.2万房

歩留まりを考えると

9000房と考えると
9000房×1800円
1620万円です。

現在過渡期でシャインの生産量は1000房で若木も多く贈答用規格の割合も20%ほどなのでまだまだですが、これから増産態勢にしていきます。

そしてブランドを構築しリピートをしていただき安定生産と安定収入の確保を再現性を持っていけたらと思います。

以上ここまでご覧いただきありがとうございます。


戸田果樹園が初年度2700名来園
就農2年目で祖父母の代より売上2.6倍
じゃらんみかん狩り1位
フォロワー5万人
王様のブランチ2022/11/26
NHK松山2022年5




北原孝彦さんの教材を通してプロダクトの設計を参考にさせていただいております。

北原孝彦さんの紹介は下記




■こんな方におすすめ

・農家で軌道に乗せたい方。
・農業経営の力をつけて売り上げを上げたい方など参考になります。

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