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「未知なる生物界への扉!階段に現れる虫たちの謎解き」11 トラカミキリ

あなたの住まいの階段を使って新たな冒険に出発しませんか?

私は健康のために階段を使っていますが、階段で目を凝らすと、ふと動く小さな虫がいることに気が付きます。そして昨日いた虫は何処かへ行き、別の虫が現れ、入れ替わっていくのです。

実はこの無機質な階段には驚くべき生命の多様性があります。

本記事では、私たちの日常生活に潜む小さな虫を探索し、階段に毎日現れる虫の正体に迫りたいと思います。

前回出現した虫はコガネムシでした。害虫のカテゴリーでしたがキラキラしていて美しいです。。

今回はどのような虫に出会うのか。

いつものように階段を降りていくと、黄色と黒の警戒色が見えた。

2023年6月23日撮影

ハチのような色彩で明らかに「私に近づくな」オーラが出ています。これは以前アオカミキリモドキを検索している時に見たことがあります。模様がはっきりしているのでヨツスジトラカミキリに違いありません。

ヨツスジトラカミキリ Chlorophorus quinquefasciatus は、カミキリムシ科の昆虫の一つで、黄色くて前翅に黒い帯模様を持つトラカミキリの1種である。

分布
日本では本州、四国、九州、対馬、壱岐、男女群島、五島列島、屋久島、種子島、琉球列島のトカラ列島、奄美諸島、沖縄、先島諸島から知られる。国外では朝鮮半島、済州島、および台湾から知られている。
日本本土では暖地性の種とされ、海岸のシイカシ林によく見られる他、公園など人里周辺でも見られる。
成虫の出現は八重山諸島では5月より、関東地方では7月からで、9月頃まで見られる[4]。アカメガシワなどの花に訪れる他、立ち枯れの木や伐採木にも集まる。幼虫は様々な広葉樹の枯死木、腐朽木を餌とし、その材部を食べる。

Wikipediaより引用

見た目がハチのようです。これは擬態(ぎたい)といい、外敵から身を守るためのものです。

生態を見てみると、アカメガシワ、ネムノキの花などに集まる(花の花粉を食べる)とあります。周辺の街路樹や公園を見てみないとわかりませんが、おそらくこのカミキリムシの食べ物が近くにあろうかと思われます。

階段にいたら目立ちすぎますが、ハチへの擬態なので逆に効果がありそうですね。

今回はヨツスジトラカミキリで、ハチに擬態するカミキリムシでした。

次はどんな虫に出会うのでしょうか。
どんなふうにワクワクさせてくれるのか
次の来訪者に期待したいと思います。。

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