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60代の親の結婚記念日!!一体何あげたら良いんだ?

「両親の結婚記念日に何をあげようか?」

ここ1週間くらいずっと考えていて良いアイディアが思いつかない。60代って割と何でも持っている気がする。

「あれかな?」「これかな?」いろいろ考える。思いつかない。ただ時間だけが過ぎていく。焦る。でも急にひらめいた。

「よし、自分の職場の人に僕の長所を書いてもらって、それを寄せ書きにしてプレゼントしよう」と

説明させて欲しい。なぜこのような思考に至ったのか。60代の親が一番喜ぶものは、子供の活躍と幸福。だったらその二つを可視化したいと思ったのだ。まあ、職場の人からしたら迷惑な企画だったかもしれないが‥

実際に両親に書いた手紙があるので、それを読んで理解していただけたら嬉しい。

【以下 手紙 ↓】

タイトル 『寄せ書きを作って見たよ!!!』

お父さん、お母さん。結婚記念日おめでとう。二人の結婚記念日を記念して寄せ書きを二人にプレゼントします。

二人は元教員で、現役時代はたくさん寄せ書きをもらったと思う。でも教員を引退したらなかなかそういうのもらえないよね。だから僕と僕の周りの人で作った寄せ書きを二人にプレゼントします。僕の長所がいっぱい書かれている寄せ書きです。

いろいろと大変なこともありましたが、どうやら今、僕はいろいろな人に支えられながら仕事が出来ているようです。よかった、よかった。息子が頑張っている姿がわかることが二人にとって一番うれしいかな、と思ってこの寄せ書きを作りました。

最近ね。嬉しいです。そして焦ってもいます。それは二人がどんどん若くなっていくのがわかるから。

二人とも新しいことにいろいろ挑戦して、楽しそうに生活している姿を見られることが嬉しいです。

日本語教師・世界遺産検定・メルカリ、いろいろ活躍の幅を広げている二人を見て「負けてられないな」と思います。これから先もぜひ僕を焦らせるような存在でいてくれたら嬉しいです。

僕も頑張ります。どうやらいろんなことが出来るようになって来ました。僕なりにいろいろなコンプレックスを克服してきました。その過程の中で一つ一つ掴み取ってきたものを使って二人が僕の活躍を楽しめるように活動していきます。僕の活躍が二人にとっての一番のエンタメになるようにするから。

二人からもらった能力を使って活躍することは、二人が活躍することとイコールだと思ってます。

じゃあ、オレ活躍するから。二人も活躍してね。これからもよろしく。

【手紙終了】

さっきまで僕の家族が昔から通ってる大切なレストランに行っていた。

そこでこれ渡した。喜んでくれた。だけど二人とも老眼で結局その場では手紙を読むことが出来ないという・・・・・

でもそのおかげで何だか泣かなくてすんだ。ラッキー。

とりあえず宣言しちゃったし、何が活躍なのかの定義も曖昧だけど頑張ろう。

作成に協力してくれたみなさん。「オレの良いところを書いてください」と急に言われて本当に驚いたと思いますが、とてもとても感謝しています。ありがとうございました。

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